|
この日も落語日よりの晴れ模様。
今回の活動報告も、例によって、くじらいだー@
さんのブログの「ミニ活動報告」も引用させてい
ただいています。(以下の青字の部分です)
|
|
会場設営中。
|
|
高座の組み立て中。
当日は「特別区設置住民投票」の投票日。当会
のメンバーで唯一の「有権者」の私は、投票を
済ませて会場入り。
|
|
椅子の並べ方にもノウハウがあります。
|
|
高座周りも完成です。
|
|
開演前のひととき。
|
|
いよいよ開場です。
|
|
午後2時の開演時間のちょっと前ですが、前説
を兼ねてトップの演者が高座に上がりました。
すでに客席は100名を超えるお客さんがご来場
です。
|
|
その間もお客さんは続々とご来場。
|
|
で、トップは潮吹亭くじら(しおふくてい・くじら)さ
ん。演目は、「狸の賽(さい)」です。おとぎ話でも
狐や狸は何にでも化けられることになっていま
す。落語では、命を救われた子狸が恩返しをす
ることになりますが、恩返しされる男は、それで
ひと儲けしようと企てますが・・・
|
|
前説を兼ねて少し早めに高座へ。「投票日当日
も選挙活動ができる」というのが、お客様方にも
驚きだったようです。ネタの方もそこそこ受けて
たかな?
|
|
当会のハッピと拍子木。
|
|
二番手は、寿亭司之助(ことぶきてい・しのす
け)さん。ネタは、「鹿政談」です。先日、亡くな
られた桂米朝師匠がよく演られていた噺で、奈
良の町を舞台にしたお奉行さんのお裁きもので
す。
|
|
貫禄を要する「御奉行ネタ」が、以前にも増して
似合う当会代表。それは単に「歳を重ねた」だけ
ではありません。いつも本当にお世話様です。
|
|
「笑う門には福来たる」
まさにそのとおりだと思います。寄席にはうって
つけの言葉ですね。 |
|
三番手は、三流亭志まね(さんりゅうてい・しま
ね)さん。ネタは、「大師の杵」です。弘法大師の
若かりし頃のエピソードが元になっています。
|
|
どこがマクラでどこがネタなのか、ちょっと不思
議な噺です。
今年あたり「転勤」の可能性が大らしいですが、
持ち前の「じゅげむ愛」で乗り切ってくださるそ
うで、本当にありがたいですね。
|
|
当会最年長の六弦亭ざくろ(ろくげんてい・ざく
ろ)さんとと最年少の寿亭さや豆(ことぶきてい・
さやまめ)ちゃんは大の仲良しです。
|
|
中トリは、びい亭るうず(びいてい・るうず)さん、
演目は、新作落語の「いたりきたり」です。何が
行ったり来たりするのか? うっかりすると混乱
してしまいそうな摩訶不思議な世界が広がりま
す。
|
|
かの「SR」とはちょっと違う、かの枝雀師の創作
もの。今やるうずさんの「十八番」です。聞かせ
てもらうたびに、かつて「枝雀寄席」の公開録画
に通い詰めていたころを思い出します。
|
|
ここで中入りです。
今回もおかげさまで、入場者160名の大入満
員となりました。
定例会としては連続144回、「高槻市民寄席」と
しては連続67回目の大入り記録の更新です。
|
|
お茶子は「志熨家かりん(しのすや・かりん)・
寿亭さや豆(ことぶきてい・さやまめ)」母娘。
ミニ法被姿のさや豆嬢が登場するだけで大き
な拍手が・・・
|
|
楽屋は差し入れのお菓子でいっぱい。スタッフ
の真琴家笑吉(まことや・しょうきち)さんからは
「シュークリーム」、悠々亭一光(ゆうゆうてい・
いっこう)さんからは岐阜県の名物の「のし柿」、
六弦亭ざくろ(ろくげんてい・ざくろ)さんからは
「千鳥サブレ」でした。
|
|
中入り後は、高月亭すばる(たかつきてい・す
ばる)さん、ネタは「七度狐」です。旅ネタの「東
の旅」シリーズ?のひとつで、ハメ(お囃子)の
入る上方落語らしい演目です。お囃子のない当
会では、テープで合わせます。(ちょっと大変!?)
|
|
このネタの「お手本」としてすばるさんが選んだ
のが、なんと六代文枝師が若手だったころの音
源。場面としては、「村さめ、庭さめ、じきさめ」
から「川渡り」まで。テープによる「ハメ」も、無事
入れることができました。
|
|
当日のプログラム「市民寄席かわら版(88号)」
です。
|
|
トリは文々亭小輔(ぶんぶんてい・こすけ)さん、
演題は「ちりとてちん」です。江戸落語では「酢
豆腐(すどうふ)」というタイトルになり、知った
かぶりをする人を「酢豆腐」と言うこともあるそ
うな。
|
|
このネタの「ブーム」こそ去りましたが、やはり
よくできた噺です。小輔さんが高座に上ると、
客席が「安心感」に包まれます。見事な「トリ」で
す。
|
|
知ったかぶりをして自慢ばかりする人を懲らし
めようとするわけですが、腐った豆腐を食べさ
せるのは、ちょっとやりすぎの感もないではない
ですね・・・。
噺の構成自体は古く、江戸時代(宝暦13年)の
「軽口太平楽」に同様のものが載っています。
|
|
無事にお開きとなり、スタッフ全員でお客さんの
お見送りをします。
|
|
終演後のミーティング。その日の寄席や落語の
反省などは全くやりません。(常に前向き!?)
|
|
恒例の打ち上げです。私たちにとって、寄席の
後のお酒ほど旨いものはありません。大勢の
お客さんの前で落語ができることの幸せと健康
をかみしめています。
|
|
次回定例会は、6月21日(日)開催のの高槻
西武百貨店での第160回「駅前寄席」です。
お誘い合わせのうえ、是非ともご来場ください。
よろしくお願いします。<(_ _)>
|