第100回 高槻市民寄席
【高槻市民寄席 100回記念公演】
と き 平成29年9月24日(日) 午後1時開演
ところ 高槻市立生涯学習センター 2階 多目的ホール
共 催 高槻市立生涯学習センター/噺の会じゅげむ
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記念口上を行うために出演者が勢揃いし |
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おすしさんと同じく、第60回が市民寄席初 出場。最年長とは思えない元気いっぱい。 今日も明石飛脚が多目的ホールの舞台を 所狭しと走り回ります。 |
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高月亭すばるさんの演目は、「天狗さし」 |
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天候は、朝から雨模様でした。先月の高槻 市民寄席100回記念公演の超・大入りの 余韻もありましたが、寄席興行は天気に 左右されることが多いものです。さて、今回 のお客さんの入りはどうでしょうか。 |
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午前中から会場設営に従事します。今回は、 人出不足でちょっとバタバタしました。 今回の活動報告も、くじらいだー@さんの ブログの「ミニ活動報告」を引用させていた だいています。(以下の青字の部分) |
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大成功のうちに幕を下ろした「高槻市民寄 席・100回記念」直後の定例会。「達成 感」と「燃え尽き感」とが交錯しています。 ただ、この大成功は日頃の活動の積み重ね によるものです。今後も、1回1回の定例 会にきちんと向き合っていきましょう・・・ |
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高槻西武百貨店では、デパートのイベント の王道「北海道物産展」の真っ最中でした。 ということで・・・ |
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まず、志まねさんが、北海道の海の幸が 山盛りの駅弁に舌つづみ。 |
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続いて、巧駆さんも海鮮たっぷりの弁当。 おいしさに笑いが止まらないようで・・・。 |
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受付のメンバーは、皆、高槻市のマスコット キャラクター「はにたん」の帽子着用です。 |
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来場者にも「はにたん」帽子をプレゼント。 |
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今回も「じゅげむ社中」による生のお囃子で す。太鼓は志熨家かりんさん。そして三味線 は洋酒家巧駆さん。先月に続き、高座との 「二刀流」。これにも、ちょっと問題を はらんでまして・・・ |
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開演です。この時点で、100名に近いお客 さんに来場していただいています。 |
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トップは、三流亭志まねさん。演目は、古典 落語の代表ともいえる「寿限無」です。生ま れた子供に幸せになって欲しいという気持 ちが強すぎて、めでたい言葉をつなぎ合わ せているうちに長い長い名前になってしま います。 |
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「前説」を兼ねて開演時間より早めの登場。 いつもそつなくこなす志まねさん、今回一つ 大事なことを忘れてまして…それは後ほど。 当会の名前の由来でもある「寿限無」。 こちらは流石の軽妙な高座でした。 |
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「駅前寄席」の高座の上に掲げてある のは、故・仁六家拾八さんの娘さん(書道 の高段者!)による「寿限無」の額です。 「ことぶき限り無し」と実にめでたい言葉 ですよね。 |
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二番手は、下座も務める洋酒家巧駆さん の「道具屋」。そうなんです。巧駆さんと その後の演者の出囃子は「テープ」に ならざるを得ないのです。あらかじめ わかってることですが、やっぱり巧駆さん も生の出囃子で出られたらいいのにな・・・ |
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解決策は @三味線の弾けるメンバーを募集する A現メンバーの誰かが三味線を勉強する・・ どちらも難しい。最近の巧駆さんの高座に は、はんなりさの中にも貫禄が出てきた ような。 |
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お茶子は寿亭さや豆ちゃん。「記念公演」 で、すっかり自信をつけたような。 |
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三番手は、潮吹亭くじらさん。演目は、創作 落語の「冷蔵庫哀詩(エレジー)」です。 冷蔵庫の中の食品を擬人化した悲哀が 籠もった噺になっていますが、それぞれの キャラクターが際立って面白いですね。 |
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今回唯一の「創作もの」。マクラで「三種の 神器」と言われた頃の電化製品の話に、 客席から共感の声が。ただ、いつも用意し ていたアイスとプリンの容器を忘れてきま した・・・やっぱり有った方がより受けた? |
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楽屋で出番を待つ当会岡山支店の凡々さ ん。 |
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中トリは、岡山から来阪の笑皆亭凡々さん。 ネタは、とんでも無い(でも名医?)の眼科 医の落語「犬の目」です。 そうです。志まねさんが忘れていたのは こちら凡々さんの笑皆、いえ紹介でした。 |
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当会「岡山支店」の重鎮で本店には3度目 の登場。はるばるありがとうございます。 「犬の目」はいわゆる「前座ネタ」ですが、 さすが凡々さんにかかると見事な大ネタと なります。お見事。 |
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おかげさまをもちまして、雨天の中にも かかわらず、入場者113名の大入満員 となりました。お足下がお悪い中をお越し いただき、真に有り難うございました。 |
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中入りです。 |
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凡々さんからいただいた岡山みやげの 「大手まんじゅう」です。これは、日本三大 まんじゅうのひとつとのことで、司之助さ んの大好物です!(あとの二つは、福島 の柏屋薄皮饅頭と東京の志ほせ饅頭) |
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中入り後は、六弦亭ざくろさん。ネタは、 「稲荷俥」です。人力車に乗ったお客が ちょっとしたいたずら心で、「自分は 稲荷の使いの狐だ」と車夫をだました ことから大騒ぎになります。 |
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この「稲荷俥」、実は私も一度手がけたの ですが、結構、難しくて一回きりでお蔵入 り。ざくろさん、流石です。で、この噺の 「ハメ」は、やっぱりテープより生ですね。 巧駆さんとの息もぴったりでした。 |
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上方落語特有の小道具、見台に膝かくしに 小拍子木です。 |
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トリの一席は、高月亭すばるさん。演題は、 「いもりの黒焼き」です。いもりを黒焼きに すると漢方薬になります。効能は・・・何と 体に振りかければ、相手が惚れてくれる という「惚れ薬」なんです。 |
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先の「稲荷俥」同様、舞台は「高津さん」。 でも噺の趣向は全く違います。プロでも あまり演らない噺ですが、すばるさんらし い、一言一言を大切にする語り口。サゲも 独自に工夫。トリの重責を見事果たしまし た。 |
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噺に出てくる「いもり黒焼き」は、普通の 黒焼きではなく、特別な状況のいもりの 黒焼きです。また、昔、高津神社の近く には、実際に「黒焼き屋」が存在してい たそうです。 |
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かりんさんの「打ち出し太鼓」にのって お客様のお見送り。笑顔にあふれた お客様の表情! 今日もいい寄席でした。 |
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今回、お客さんをお見送りする「しころ」の 太鼓は、寿亭さや豆ちゃんが太鼓を叩いて いました。「門前の小僧・・・」のことわざ どおり、母親の太鼓の稽古を見ているうち に自然と覚えたようです。 |
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打ち上げは会場の「多目的ホール」と同じ フロアのお好み焼き屋の「千房」さん。 凡々さんを交えて、落語談義で盛りあがり ました。 |
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次回の定期公演は、11月19日(日)開演 の第101回「高槻市民寄席」です。 皆様方の御来場を、こころよりお待ち申し 上げております。 |