第98回 高槻市民寄席
と き 平成29年5月21日(日) 午後2時開演
ところ 高槻市立生涯学習センター 1階 展示ホール
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開場前の会場です。 |
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中トリは、洋酒家巧駆さん。演目は、「悋気 |
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「悋気は女の慎むところ、疝気は男の苦し むところ」。今回は悋気・疝気両方揃いま した。大人の都合に振り回される丁稚は つらい・・・。 |
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高座を終え、楽屋に戻る巧駆さんです。 |
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第280回 噺の会じゅげむ定期公演
高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.172
と き 平成29年6月18日(日) 午後2時開演
ところ 高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール
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天候は晴れ。ぼちぼち蒸し暑くなってきそう な予感がする朝でした。 |
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全員で、会場設営を開始します。 |
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慣れたもので、自然と仕事の分担ができて おり、手際よく設営が進みます。 |
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寄席の会場の完成です。 |
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設営が終われば、お客さんに配布するプロ グラムやチラシの準備に追われます。 |
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受付の準備も終え、受け入れ態勢も万全で す。 今回の活動報告も、くじらいだー@さんの ブログの「ミニ活動報告」を引用させていた だいています。(以下の青字の部分) |
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前説は、出番のない潮吹亭くじらさん。 まずは、「熊本出前寄席」の報告。 るうずさん、志まねさんの出番もありますの で、「喋りすぎない」ように気をつけたつもり ですが。 |
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くじらさんの前説の間にも、続々とお客さん がお越しになります。 |
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開演。この時点で、ほぼ満席です。 |
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トップバッターは・・・、 見慣れない名ビラですね。 |
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トップは、文々亭小輔 改め 歩鱈小酔さん。 演目は、「十徳」です。 「素人落語の世界では異例の「改名口上」。 これで「ほたらこよう」と読みます。 その由来は、「こちら」。 |
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その軽妙で愛嬌たっぷりの語り口は、改名 してもそのままです。(どうでもいいことです が、私「潮吹亭くじら」は、改名の予定は全く ございません) ネタは、十徳というちょっと珍しい着物の 名前の由来を巡る噺になります。 |
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二番手は、六弦亭ざくろさん。演目は、「帰 り俥(ぐるま)」です。帰り俥とは、目的地 まで客を送った帰りの人力車のこと。その 帰り俥に乗せた客の都合で、あっちこっちと 走らされるハメになる俥屋さん。回り回って、 最後にはとんでもない所に行くことに・・・。 |
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「古典落語」のようですが、実は「小佐田定 雄」先生が桂雀三郎師のために書き下ろし た創作落語です。この噺を良くされていた 頃の雀三郎師はざくろさんのような「元気 いっぱい」の芸風でした。 |
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お茶子は「志熨家かりん・寿亭さや豆」の 母娘コンビですが、ほとんどさや豆ちゃん 一人でこなします。最近すっかり「おしゃま さん」になったさや豆ちゃん。 |
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お茶子の仕事をほとんど無表情でこなし ます。ただ、寄席心得の中に「お茶子は 『路傍の石』であれ」というのがあるらしい です。そう言う意味では、理想的お茶子 かも? |
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三番手は、びい亭るうずさん。演目は、「風 呂敷」です。昨年はるうずさん単独で「福島 県浪江町」への出張出前寄席。私にもお誘い がありましたが、いかんせん「平日」だった ので断念・・・今年は4名で、寄席らしくなり ました。 |
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「風呂敷」はネタおろし。出前寄席の準備な どで、稽古が全く出来てない、なんておっ しゃってましたが、何の何の。この人の辞書 に「手抜き」という言葉はありません。 この噺は、男女間のトラブルを風呂敷を使っ て見事に 解決? 人助け? する噺です。 |
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おかげさまをもちまして、今回の駅前寄席は 入場者115名の大入満員となりました。 御来場をいただきまことに有り難うございま した。 |
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中トリは、三流亭志まねさん。演題は、江戸 落語の「水屋の富」です。千両富に当たった 水屋さん、嬉しさの反面、そのお金の隠し 場所に大いに悩みます。結局、お金を床下 に隠したのですが、心配で心配で・・・。 |
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志まねさんの場合、毎月の定例会が東京か らの「出張」です。熊本でも、その「持ちネタ の豊富さ」を遺憾なく発揮しました。ところが この「水屋の富」は前回掛けたのが昨年12月。 半年前・・・まあ、こういうこともあります。 |
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中入り(10分間の休憩)。 |
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お客さんやスタッフからの楽屋への差し入れ のお菓子や果物です。終演時にはすべて きれいに消え失せます (^_^;) |
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中入り後は、高月亭太陽さん。ネタは、「君 よモーツァルトを聴け」です。モーツァルトが 好きな医者からそのエピソードを聞いた魚屋 さんが家に帰って女房に受け売りでトンチン カンな話をするという古典落語でもよく見か ける笑いの王道です。 |
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六代桂文枝師(桂三枝名義)の創作で、五代 目桂米團治師((小米朝時代)や当会の高月 亭太陽くんの得意ネタです。プロアマの違い はあれ、どちらも親子2代にわたる落語家。 今回は「ハメ」の「アイネ・クライネ・ナハ トム・ジーク」もうまく入りました。 |
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トリは、寿亭司之助さん。演題は、「餅屋問 答」です。戒律厳しい禅宗のお寺での噺。 仏教用語や小難しい問答が出てくるので、 ちょっと取っつきにくいところもありますが、 「勘違い」対「勘違い」の相乗効果で、落語 らしい馬鹿馬鹿しさがあります。 |
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トリは、メンバー全員の「お父さん」司之助 代表。体調がすぐれない中、見事に重責を 果たしました。なお、江戸の「こんにゃく 問答」がなぜ上方で「餅屋問答」なのか? 上方人が「餅好き」であるほかにも理由が あるようですが、それはまたに機会に・・・ |
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世話好きで餅屋を営む親父さんが、ニート? の男を臨時の住職にしてしまいます。その男 が、また、いい加減な奴で、修行もせずに グータラに過ごしていると、越前・永平寺の 学僧が問答を申し入れて大騒ぎに・・・。 |
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無事にお開きになり、全員でお客様のお見 送りです。 次回定例会は、7月23日(日)の第99回 「高槻市民寄席」です。御来場をお待ち申し 上げております!! |