噺の会じゅげむ定期公演 VOL.102
第78回 グリーンプラザ 駅前寄席
と き 平成14年6月23日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール
主 催 グリーンプラザたかつき1号館
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定期公演も今日で102回目。メンバーも慣 れてきましたので、開場時間より早くお客さ んが来られても準備万端、余裕の受付開始 です。今回は女性センターのイベントの受付 もやらせていただきました。後ろ姿のくじらさ ん、「MAEDA 1」のTシャツ目立ってます。 |
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さて、いよいよ開演時間になりました。毎回 毎回、開演前は「今日は、お客さんが来て くれはるやろか?」と心配なんですが、案じ るより産むがやすし。幕を開けてみると、こ の日もすでに会場はほぼ満席になっていま した。毎度、ありがとうございます。m(_ _)m |
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開演前、潮吹亭くじらさんと寿亭司之助さん による前説です。内容は女性センターのイベ ントの事と番組変更(山椒家小粒さんが交通 事故に遭った為、休演となりました)とくじら さんが一押しの演歌歌手「前田有紀」さんの キャンペーンをやらせていただきました。 |
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本日のトップバッターは、当会のアイドル!? 文々亭小輔さんです。演目は「延陽伯」。 初っぱなから、いい感じで会場を盛り上げて くれました。 美人の嫁さんをもらうことになった喜六です が、その女性にはひとつキズがありました。 |
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そのキズとは、何と「お公家さんの所で奉公 していたので、言葉が難しい」というだけのこ とでした。でも、嫁さんの名前を聞き出すだけ でも一苦労します。その言葉の行き違いが大 変おもしろい噺です。東京では「たらちね」と いう演目で演られています。 |
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二番手は潮吹亭くじらさん。今日のネタは、 先日、落語国探訪(大阪市内編)で探訪した 米相場師の町の堂島を舞台にした噺の「米 揚げいかき」です。まずは、今日着ていたの Tシャツの解説です。演歌歌手・前田有紀さ んのファンなので、「前田・1番」だとか・・・。 |
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「大まめ、中まめ、小まめ、米を揚げる米揚 いかき…」といかき(ざる)を売り歩きますが、 相場師の旦那に気に入られ、運が向いてき ます。当日のプログラムに好評連載中のくじ らさんのコラムは、「くじらのひとりごと」 のbR6に収録しています。 |
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中トリは、寿亭司之助さん。演題は、桂三枝 師匠の創作落語「ぼやき酒屋」の駅前寄席 バージョンです。駅前寄席の世話役をやって もらってます居酒屋吟醸酒蔵みゅ〜じあむ を舞台に酔っぱらいの客と店の主人が繰り 広げるおとぼけバトルの始まります。 |
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今の世の中、訳の分からないことばかりで、 ぼやきたいことがいっぱいで、ほんまストレス が溜まってしまいますね。 お店の料理や店の主人にことごとく文句を 言い続けるお客さんですが、そのぼやきの ほんとの原因は・・・。 |
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本日も大入り満員! 前回に次ぐ167名の お客様にご来場いただきました。今回も他の 部屋の椅子を追加しましたが、足りませんで した。立ち見の方どうもすみません <(_ _)> |
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中入り後は、岡山県在住の讃岐家かずのこ さん。演題は、小佐田定雄先生作、桂枝雀 師匠口演の創作落語「茶漬えんま」です。 この噺自体、枝雀師匠が演る度ごとに大きく 変化していましたが、今回もかずのこさん流 に工夫した「茶漬えんま」でした。 |
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閻魔大王がいきなりお茶漬けを食べるとい う導入部分のおとぼけぶりは絶妙でした。 お釈迦様やキリスト様など世界の宗教の大 物が次々と登場するあの世の世界の物語。 人間と同じ俗物的な悩みを抱える神様や仏 様たち。実は神様たちも人の子・・・? |
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本日のトリを務めるのは仁六家拾八さん。 舞台そでの楽屋で、出番を待っているところ です。普段は仕事中でも見ることができない ような真剣な表情ですな。 |
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仁六家拾八さんの今日の演目は、得意の 「二人ぐせ」です。無くて七癖とかよく言いま すが、どんな人にも癖というものはあるもの です。何かいうと「飲める」という癖と「つまら ない」という癖をいう男が、その癖をなおすた めにお互いに賭けをします。 |
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豊かな表情で好演する拾八さん。お互い に相手の口癖を言わせて一儲けしようと 手を変え品を変え、知恵を絞って策を練 りますが、なかなかうまく行きません。 最後は相手の好きな詰め将棋で口癖を言 わせることに成功しますが・・・。 |
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今日も無事お開きになって恒例の打上げ です。場所はもちろん当会の事務局兼楽 屋の吟醸酒蔵みゅ〜じあむです。ちょっと いつもより人数は少ないですが、駅前寄席 のお客さんも何人かお店に来ていただきまし た。まことに有り難うございました。 |
噺の会じゅげむ定期公演 VOL.103
第15回 高槻市民寄席
と き 平成14年7月21日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 高槻市総合市民交流センター 5階視聴覚室
共 催 (財)高槻市文化振興事業団
青少年センター /噺の会 じゅげむ
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今回は会場の設営風景をご紹介。知恵を出し 合って立て看板を作ってます。 |
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こちらは会場のある5階フロアのエレベーター 前の案内作りです。 |
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会場設営で一汗かいた後は、近くの居酒屋 さんで昼食です。この日のメニューは8人 中6人(いずれも出演者)が、日替わりの うな丼定食を食べました。ところが、よく 見ると、セットの漬け物には梅干しが…。 これって食い合わせじゃないの!? |
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受付の準備も万端。 |
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開場は、いつも開演30分前の1時30分頃 なんですが、この日は1時過ぎにはもう大勢 のお客さんが詰めかけていただき、受付は 大忙しでした。 |
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本日のトップは潮吹亭くじらさん。演目は 「商売根問」です。いつも噺に工夫を凝ら すくじらさん。今回も雀の宴会に考えられ ないようなハメが入り、お客さんもびっく り。プログラム連載中のくじらさんのコラムは、 「くじらのひとりごと」のbR7です。 |
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二番手は、喜怒家哀楽さんです。ネタは得意 の「青菜」。出入りの旦那さんの所でごちそう になり、奥様の貞淑さに感心した植木屋さん ですが、家に帰ってそのマネをしようとして思 わぬ展開に・・・。夏バテ知らずのパワー全開 の高座に会場も笑いのるつぼに化しました。 |
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交通事故で療養中のご主人(小粒さん)に 留守番を任せて、今日は一人でお茶子さん として頑張るみちのく小雪さん。おかげで 番組の進行も滞りなく進みました。小粒さ んは、9月22日(次回)の高槻市民寄席 から高座に復帰する予定になってます。 |
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三番手は岡山在住の吉備家めじろさん。ネタ は「十徳」です。言葉遊びのこの噺。小品なが ら良くできた落語です。めじろさんと同じく岡山 の讃岐家かずのこさんのお二人は9月16日 当会の「岡山支店」を旗揚げすることになり 岡山で第1回「ふれあい寄席」を開催します。 |
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中トリは、高槻市民寄席には半年ぶりの登場 となる文々亭小輔さんです。演目は、ネタおろ しの「太鼓腹」。わがままな若旦那にほんろう される幇間(たいこもち)のお噺で、お客さん に逆らえない幇間の辛さがよくわかります。で も、ちょっと欲張り過ぎてえらい目にあいます。 |
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照りつける太陽に、かなりな暑さだったこの 日ですが、当会場では過去最高の112人の お客様にご来場いただきました。もう椅子が 足りなくてうれしい悲鳴(絶叫)といった状況 です。次回は青少年センターで椅子を増設 していただくことになりました。 |
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出番前の阿遊亭弘遊さん。今日はデビュー から3回目の高座になります。心を落ち着け るために楽屋でも本番と同様に正座して練習 をしてはります。 |
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さて、中入り後の阿遊亭弘遊さんの出番 です。演題はネタおろしの「大安売り」。 ちょうどこの日は大相撲名古屋場所の千 秋楽でした。休場者続出で盛り上がらな い大相撲と正反対で、弘遊さんの今日の 相撲ネタは大爆笑でした。 |
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今日のトリは、寿亭司之助さんです。ネタ は摩訶不思議な「テレスコ」の一席。ほん まに奇妙なタイトルです。短い噺ですが、 いわゆる「お裁きもの」のひとつです。今 日は侍の噺ということで、紋付きに袴とい う出で立ちで登場です。 |
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肥前長崎で奇妙な魚がとれたことから、騒動 が始まるんですが、結局、この魚はどんな姿 かたちをしているのかはさっぱり分かりませ ん。でも、被告人「仁助」の遺言の切れ味の よさには感心させられます。お代官も思わず 無罪放免の逆転判決!! |
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本日の高槻市民寄席も無事にお開きとなり、 後片づけも終え、青少年センターの控え室を お借りしてのミーティングです。写真の左端の お方は、当会が8月15日に赤穂市のお寺で 開催する出前寄席の主催者、妙典寺(日蓮 宗)の住職・井本学明さんです。 |
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ミーティングの後はお待ちかねの打ち上げで す。場所は言わずと知れた当会事務局兼楽 屋の居酒屋 吟醸酒蔵みゅ〜じあむです。 打ち合わせに来られた井本さんもご参加 いただきました。暑かったので、ビール が旨かったです。(もちろん日本酒も!) |