過去の活動報告ファイル No.11

 

 第68回 グリーンプラザ駅前寄席

 第6回 高槻市民寄席

 

 

第68回 駅前寄席

と き  平成12年12月10日 午後2時開演

ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール

主 催 グリーンプラザたかつき1号館

協 賛 グリーンプラザたかつき1号館 5階飲食店街

 開演前のマイクテストをしている仁六家

 拾八さん。真剣な面もちです!?

 開場直前の受付風景です。天気が悪い

 ので少々不安顔の右から潮吹亭くじら

 さん、仁六家拾八さん、文々亭小輔さん

 の三人です。

 

 トップバッターは、仁六家拾八さん。

 「酒のかす」の一席です。

 

 お酒を飲めない奴が酒のかすを食べて

 酒を飲んだと自慢しますが、飲んだ量を

 聞かれて「二枚飲んだ!」とウソがばれ

 てしまいます。

 二番手は文々亭小輔さん。演目は、季節

 にピッタリのネタ「池田の猪買い」です。

 

 「冷え」を治すので薬喰いをするため、

 池田の有名な山猟師・六太夫さんの所

 まで歩いて猪の肉を買いに行く噺です。

 今日は雨の中にもかかわらず、過去最

 高の122名のお客さんにご来場いただ

 き、立ち見が出るほどでした。

 誠に有り難うございます。

 

 三番手は、喜怒家哀楽さん。ネタおろし

 の「時うどん」です。

 今回もたいへん熱の入った演技で、

 うどんを食べる場面では会場から拍手

 が起こりました。

 本日のトリは、昨年10月以来久しぶり

 の高座の京洛亭洛京さん。演目は、学生

 の落研時代に自作された「革財布」の

 一席です。

 「女郎の真と四角い卵、あれば晦日に

 月が出る」

 女郎という商売はだましますという看

 板をあげて商売をしてるてなこと言い

 ますが、中には真実の恋というのもあ

 ったんやそうで・・・。

 女郎と大工の恋物語です。

 噺のラストは大晦日です。今世紀最後の

 駅前寄席にふさわしい気合いの入った

 人情噺でした。

 笑い納めは、年末恒例の大喜利です。

 当会メンバー総出演なので猫の手も借

 りたいような忙しさでした。

 会場も爆笑に次ぐ爆笑でした。

 出演者も乗りに乗って大喜利を楽しん

 でいます。

 番組の最後は、これも恒例の福引き大

 会です。今回はこれまで以上の景品の

 数でプレゼンターのくじらさんも大忙し

 で走り回っています。

 本日の打上げは、この一年の納会を

 兼ねて、楽屋の吟醸酒蔵みゅ〜じあむ

 で「鴨鍋」で締めくくりました。

 当日のプログラムに連載中のコラムは、

 特集コーナーの 「くじらの独り言」

 のNo.20に収録しています。

 

第6回 高槻市民寄席

と き  平成13年1月7日 午後2時開演

ところ  JR高槻駅前 高槻市総合市民交流センター 5階視聴覚室

共 催  (財)高槻市文化振興事業団 青少年センター /噺の会 じゅげむ

 開演前、和やかに受付の準備をする仁六

 家拾八さん(右)と文々亭小輔さん(左)で

 す。今年出演予定の岡山県岡山市在住の

 守安さん(真ん中)も手伝っていただきま

 した。

 本日のトップバッターは、最近絶好調の

 喜怒家哀楽さん、いつもながらの勢いの

 ある語り口調で会場の雰囲気を盛り上げ

 ます。演目は、ネタおろしの「寿限無」の

 一席です。当会の名称でもある「寿限無」

 は「ことぶき限り無し」という意味で大変

 めでたい名前です。

 二番手は潮吹亭くじらさん。

 年始にあたり「噺の会じゅげむ」がこれ

 からもどんどん伸びるようにとの願いを

 こめて「たけのこ」の一席です。

 モーニング娘や紅白歌合戦といったお得

 意の芸能界ネタのマクラは絶品です。

 三番手は、仁六家拾八さん。十八番の

 「十徳」です。ここのところ、余裕の

 高座で、マクラも軽妙でした。

 「前から見たら羽織のごとく、後ろか

 ら見たら衣のごとく、ごとくごとくで

 十徳…」十徳という着物は、江戸時代

 の医者や茶人が来ていたそうです。

 本日の中トリは、寿亭司之助さん。

 演目は、昔懐かしい正月の風情が感じ

 られる「正月丁稚」の一席です。

 写真は、丁稚さんが元日の朝にお雑煮

 を食べているところですな。

 この正月の司之助さんの主食は、お餅

 とお酒だったそうです。

 寒気厳しい吹雪の中、何と100名の

 お客さんにご来場いただきました。こ

 の会場に移ってから最高の入りです。

 また、当日実施しましたアンケートに

 も数多くの方が回答していただき、あ

 りがとうございました。今後の公演会

 の参考にさせていただきます。

 トリは、当会唯一の若手で最近成長著

 しい文々亭小輔さん。ネタは、長講の

 一席「高津の富」です。

 「子(ね)の千三百六十五ばーん」

 一番富を読み上げる場面では、会場か

 ら「当たってるやん!」といった声ま

 であがってました。それだけ彼の噺に

 お客さんも真剣に聴き入っていたよう

 です。

 本日の打上げと新年会は、当会事務局

 の吟醸酒蔵みゅ〜じあむで、昨年の納

 と同じく、「鴨鍋」で大いに飲みました。

 市民寄席のお客さんからもお酒の差し

 入れがあり、公演も大盛況だったので、

 お酒の味も格別でした。

●次の過去の活動報告ファイルへ    ◎過去の活動報告目次へ戻る









                               

inserted by FC2 system