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前の週にダブルで台風が接近し、そのうちの
一つが日本列島を通過して、関東地方では川
の決壊など大きな災害が発生しました。そんな
ことで、大阪の天気も少し心配でしたが、おか
げさまで、晴れのいい天気となりました。
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会場は生涯学習センターの展示ホールです。
まずは、ウォールを移動させて舞台袖を作る
のですが、これが結構、大仕事です。
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次の大仕事は、客席の椅子の設営です。最年
少メンバーの寿亭さや豆(ことぶきてい・さやま
め)ちゃんも働きます。
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すべての設営作業が終わりました。高座周りは
なにやらちょっと騒がしいようです。
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この日のトリの六弦亭ざくろ(ろくげんてい・ざく
ろ)さんの演目は、オリジナルのハメが入るそ
うで、その音合わせをやっていました。 |
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その最中に、志熨家かりん(しのすや・かりん)
さんが娘のさや豆ちゃんに太鼓の特訓をして
いました。でも、特訓と言うよりも、ざくろさんの
音合わせの邪魔!?
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お客さんにお配りするプログラムやチラシを整
えて、いよいよ開場です。
今回の活動報告も、例によって、くじらいだー@
さんのブログの「ミニ活動報告」も引用させてい
ただいています。(以下の青字の部分です)
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今回も、開演30分前に高座の上から
♪ドンドン ドントコイ ドンドン ドントコイ
早くからお詰めかけのお客様方に感謝の気持
ちをこめて・・・
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会場の受付です。今日は開演1時間前から
何人かのお客さんが入っておられました。
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午後2時の開演時には、100名を超える大入
りとなりました。
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トップは、寿亭司之助(ことぶきてい・しのすけ)
さん。ネタは、「茗荷宿(みょうがやど)」です。
客の金飛脚(かねびきゃく)から預かった百両を
盗むのではなく、何とか忘れさせようと、宿屋の
夫婦が悪戦苦闘します。
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噺のテーマは「物忘れ」。さすがの代表も最近
は何かと物忘れが多いそうな。でも、「噺の会
じゅげむ」の代表として、寄席への想いは常に
忘れることはありません。
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大入りの願いが叶いますように・・・
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二番手は、三流亭志まね(さんりゅうてい・しま
ね)さん。演目は、「強情灸」です。民間医療の
代表格とも言える「お灸」ですが、熱さに耐える
気持ちが必要です。負けず嫌いの男が、「灸な
ぞ大したことない」と、山のようなもぐさを積んで
火を付けますが・・・ |
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今日も新幹線で寄席に駆けつけました。その
落語にかける情熱は、そのお灸よりも五右衛門
の釜茹でよりも「熱い」のです。
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お茶子は「志熨家かりん・寿亭さや豆」の母娘
コンビ。
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今回は、見台の出し入れが頻繁のあって大変
です。
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三番手は、年に1回ゲスト出演していただいて
いる正直亭黄門(しょうじきてい・こうもん)さん。
ネタは、「友よ、天国は…」です。数十年ぶりに
とある旅館を訪れた高齢の親友の二人が昔話
に花を咲かせます。
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六代文枝師の創作物。素敵な歳のとり方をさ
れている黄門さんにぴったりの演目です。
お客様の中には黄門さんは当会のメンバーだ
と思っておられる方もおられるのでは?
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(^o^)
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中トリは、悠々亭一光(ゆうゆうてい・いっこう)
さん。演目は、「堪忍袋」です。ことわざに「堪忍
袋の緒が切れる」というのがありますが、怒りが
爆発する瞬間をよく表しています。その堪忍袋
が本当にあったら、この落語のようになるので
しょうね。
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この人も「遠距離メンバー」の一人。
夫婦円満のコツは、「言いたいこと我慢しない
こと」。現代こそ、こんな袋がほしい!?
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今回もおかげさまで、入場者211名の超・大入
満員となりました。定例会としての連続大入り
記録は、先月で途切れてしまいました(146回)
が、「高槻市民寄席」としては、連続69回目の
大入り記録の更新となりました。
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中入り。
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中入り後は、潮吹亭くじら(しおふくてい・くじら)
さん。ネタは、「阿弥陀池」です。日露戦争後に
桂文屋により作られた上方落語の代表的爆笑
噺です。東京落語でも「新聞記事」というタイト
ルで演られています。この阿弥陀池は、大阪は
堀江の和光寺境内に現存します。
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前々から「持ちネタ」にしたかった噺です。
今回ネタおろし。きちんとやれば必ず受ける
よくできたネタです。今秋の「出前寄席」は
これでお邪魔する予定です・・・
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会場には、こんなポスターが貼ってありました。
高槻にも熊が出没するのでしょうか。なにはと
もあれ、熊にはお気を付けください。
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トリは、六弦亭ざくろさん。演題は、「子は鎹(か
すがい)」です。 東京落語では、「子別れ」とい
うタイトルで演じられている人情噺です。 酒と
女にのめり込んで妻子を捨てた男が、その後、
改心してまじめに働いているうち、自分の子供
とばったり出会います。そして・・・
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ざくろ流演出・・・出囃子はギターによるオリジ
ナル「盆踊り」。そして、噺のクライマックスでの
ハメは、ギターとマンドリンによるこれもオリジ
ナル。
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元・新国劇役者らしい、ややクサイ目のセリフ
回しとぴったりマッチしています。もう・・・脱帽
です。お客様の中にも「初めて落語で泣きまし
た」との声も。
打ち上げでの「落語談義」も今回は、この「子
は鎹」一色でした・・・
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この日も無事にお開きとなり、志熨家かりんさ
んによる生の打ち出し太鼓が会場に鳴り響き
ます。
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