過去の活動報告 No.94





 第84回 高槻市民寄席  

    
        
と  き  平成27年1月25日(日) 午後2時開演

ところ 高槻市立生涯学習センター 1階 展示ホール


共 催 高槻市立生涯学習センター/噺の会じゅげむ


本年の笑い初め、吉例顔見世大興行(第84回

高槻市民寄席・正月公演)です。天気は晴れで

した。

今回の活動報告も、例によって、くじらいだー@

さんのブログの「ミニ活動報告」も引用させてい

ただきます。(以下の
青字の部分です)


いつものとおりの会場設営ですが、正月公演は

通常の定例会より来場されるお客さんが多いの

で、今回は客席を多めに設定します。


出演者もいつもの倍なので、高座は念入りに

組み上げます。


設営完了。高座の向こうの舞台袖では何やら

作業が始まりました。それは・・・


朝10時半に集合。今月は「会場設営」の後に

「お年玉」の作成が待ってます。

メンバー各自がこの日のために貯めた「5円玉」

を持ち寄ります。「大入袋」に、5円玉と日頃の

感謝の気持ちを込めて・・・



今回お配りする大入り袋のお年玉です。


反対側の舞台袖では、いつもの作業、プログラ

ムとチラシの配布の準備に忙しそうです。


さて、今日は何人のお客さんがお越しになるの

でしょうか・・・。



すべての事前作業が終われば、近所の食堂へ

メンバーそろって出かけます。


いつもどおり、ちょっと早めの開場です。


受付のディスプレイ。画面右にいるのは、新メン

バー!? の熊五郎です。



今回も続々とお客さんが入場されます。受付は

大忙し!!


というところで、開演です。すでに多めに設営し

た客席はほぼ満員の状態でした。

一日に10席ということで、各自の持ち時間は

10分。どう時間内に収めるか。各演者の工夫

のしどころです・・・


正月公演のトップは、悠々亭一光(ゆうゆうてい

・いっこう)さん、演目は「道具屋」です。


どちらかというと「創作落語派」の一光さんが、

今回はスタンダードな古典をコンパクトにまとめ

ました。2015年の幕開けにふさわしい一席。


二番手は、三流亭志まね(さんりゅうてい・しま

ね)さん、ネタは「顔の寸法」です。

「見立て落ち」の代表ともいえる小噺席。引き出

しの多い志まねさんならではのネタですが、これ

ばかりは、文字で説明できません・・・。


三番手は、高月亭太陽(たかつきてい・たいよ

う)さん、演目は「スビバセンおじさん」です。

4月からは高校3年生。受験と落語は両立でき

るのか?

故・桂枝雀師のSR的創作ものですが、これを選

んだ太陽くんのセンスに脱帽です。



お茶子は「高座の守護神」天乃小てる(あまの

・こてる)さん。


四番手は、文々亭小輔(ぶんぶんてい・こすけ)

さん、ネタは「茶漬間男」です。

「間男」とは、今風に言えば「不倫」。どういうわ

けか落語の世界の亭主たちは、奥方の「間男」

に対して鈍感なのです。小輔さん、お宅は大丈

夫ですか?



五番手は、潮吹亭くじら(しおふくてい・くじら)さ

ん、演目は「昭和演芸史」です。


独自の名ビラも用意してみたのですが、ちょっと

準備不足でした。でも、「浪華家久句
(なにわや

・くっく)
」さんのサプライズ飛び入りもあって、結

構盛り上がったんじゃないでしょうか?


今回、体調の都合で出演しないはずだった久句

さん(右のハッピ姿)の飛び入りは、本当にサプ

ライズだったので、画像はこの高座が終わった

瞬間の1枚だけです。


中トリは洋酒家巧駆(ようしゅや・こーく)さん、

演題は「子ほめ」です。

今年も忙しい仕事の合間を縫っての出演が続

きそうです。でも、他のメンバーにないはんなり

した味わいは貴重です。「マッサン」効果で、今

年は「洋酒」の年ですから!



中入り。


今回は、差し入れがいっぱい~♪

まずは、スタッフの真琴家笑吉(まことや・しょう

きち)さんより「シュークリーム」。


お次は、くじらさんより、伊勢のおみやげ「おか

げ犬サブレ」。


小てるさんからは、千鳥屋の工場直売の「カス

テラ」の切り落としと「千鳥饅頭」です。


六弦亭ざくろ(ろくげんてい・ざくろ)さんからは、

アメリカみやげ?の「チョコレート」です。


そのざくろさんは、中入り後の出演。ネタは「寿

限無」です。

当会の名称の由来となる噺。声量、表現力とも

当会NO.1。今年も「ざくろワールド」大爆発!



八番手は、びい亭るうず(びいてい・るうず)さ

ん、演目は「山のあなた」です。

こちらも枝雀師の創作もの。今回は枝雀師作の

噺が2席。「爆笑王桂枝雀」のもう一つの顔が

ここにあります。味わい深いるうず落語。今年も

楽しみです。


九番手は、高月亭すばる(たかつきてい・すば

る)さん、ネタは「湯屋番」です。

代表的江戸落語を上方風に仕立てました。

よくとおる声質は落語向きです。今年も「高月亭

親子」から目が離せない!



顔見世大興行の大トリは、寿亭司之助(ことぶ

きてい・しのすけ)さん、紋付き袴の正装で登場

です。演題は「紀州」です。江戸時代における

徳川幕府の将軍お世継ぎ問題がテーマの落語

です。さて、8代将軍は誰がなるのか!?


愛娘「寿亭さや豆」嬢と「七代将軍家継」とは同

い年! 確かに、その「おてんば」ぶりは「じゅげ

むの女将軍」と言ってもいいかも、ですな。今年

も司之助代表を先頭に力を合わせて、素人落

語界の「テンカトール、テンカトール」


打ち上げも顔見世興行らしく大賑わいでした。

出番のなかった久句さんと」南茶亭おすし(なん

ちゃってい・おすし)さんも参加です。


そして、今回の公演中でのエピソードをくじらい

だー@さんが書いておられます。↓


で、実は、太陽くんの出番中に携帯電話が。太

陽くんは「慣れてないので、携帯電話は切ってく

ださい」とうまくかわしました。電話の主は、あと

で太陽くんのもとへ謝りに来られました。何にし

ましても、公演中は「音の出るもの」に充分お気

を付けください。


打ち上げも無事にお開き。これも恒例ですが、

くじらさんの大阪三本締めで今年の当会の盛況

を祈ります。

次回定例会は、2月はお休み。3月8日(日)に

「駅前寄席」。そして、3月22日(日)に「高槻市

民寄席」と変則の開催となります。


     





第252回 噺の会じゅげむ定期公演

 
高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.158
   

        
と き  平成27年3月8日(日) 午後2時開演


ところ  
高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール 


今日も高槻はいい天気です。


高座周りの設営中。


マイクは、ざくろさんの担当で、自前のライブに

使用するプロ仕様のマイクロフォンです。


.

会場設営完了! 

でも、これまでと違うところが・・・。


客席の椅子がちょっと豪華になりました!!


お客さんに配布するプログラムやチラシ類の

準備も結構、手間のいる仕事ですね。


その間、音響のテストに余念のないざくろさん。




開場直後の受付の様子です。


今回の活動報告も、例によって、くじらいだー@

さんのブログの「ミニ活動報告」も引用させてい

ただきます。(以下の
青字の部分です)


開演前の前説は、今回出番のない六弦亭ざくろ

(ろくげんてい・ざくろ)さん。

会場の都合で、本来2月開催の「駅前寄席」が

3月にずれ込みました。それに伴い、次回定例

会「高槻市民寄席」は2週間後です。



志熨家かりん(しのすや・かりん)・寿亭さや豆

(ことぶきてい・さやまめ)母娘によるWお茶子。

出てきただけで拍手がもらえて・・・うらやましい。


というところで、第158回「駅前寄席」が開演に

なりました。ほぼ満員です。



トップは、寿亭司之助(ことぶきてい・しのすけ)

さん、演目は「池の鯉」です。


お金持ちのステイタスシンボル「池の鯉」を宿敵

の猫から守るという使命を帯びた丁稚のさだ吉

と手伝いの熊五郎が奮闘しますが・・・。


「のらくろ」でおなじみの田河水泡作「猫と金魚」

をベースに代表自ら再構成。痛快な上方落語に

生まれ変わりました。


二番手は南茶亭おすし(なんちゃってい・おすし)

さん。ネタは「蒸発」です。何かから逃避する為、

人間が蒸発することはよくあることですが、それ

がペットにまで波及して・・・。


こちらは六代文枝師の創作。古典、創作を問わ

ず、落語には「愛犬ネタ」が多いようです。



三番手は、びい亭るうず(びいてい・るうず)さ

ん、演目は、「いらちの愛宕詣り」です。一つの

ことを成し遂げようとしても、いらちな人物には

なかなか難しいようです。


「いらち」とは古い大阪弁で、「あわて者、せっか

ち」この男のいらちは、少々の信心では治らない

でしょう・・・



中トリは、文々亭小輔(ぶんぶんてい・こすけ)

さん、ネタは「ちしゃ医者」です。昔の医者という

ものは、資格など無かったので、誰でもなろうと

おもえば医者になれたそうです。ですから、名医

もいるかわりに藪医者も多かったようですね。


プロでもなかなかかからないネタ。なるほど、

一つ間違うと汚らしくなるところを、このように

さわやかにまとめるのは難しいでしょうな・・・



出囃子担当のくじらさん。出番も近いのですでに

衣装に着替えてます。

今回の活動報告もくじらいだー@さんのブログ

の「ミニ活動報告」も引用させていただきます。

(以下の
青字の部分です)



おかげさまで「第158回・駅前寄席」は入場者

130名の大入満員となりました。お越しください

ましたお客様方に厚く御礼申し上げます。


定例会としては連続141回目、「駅前寄席」で

は連続92回の大入り記録の更新となりました。


今回は、楽屋の差し入れのお菓子でいっぱい

になりました。ごちそうさまでした♪


受付は今や大の仲良しになったざくろさんと

さや豆ちゃんです。



今回は、2月に開催の予定だったところが、会

場の都合で3月に延期になったのですが、「2月

に渡せなかったので」ということで、お客さんから

メンバー全員にバレンタインのチョコレートをい

ただきました。


中入り後も客席はいっぱいのままです。


中入り後は、潮吹亭くじら(しおふくてい・くじら)

さん。ネタは、「ジンギスカン」です。今やくじら

さんの鉄板ネタ・いとこい落語の代表作です。


自分で言うのもなんですが、演るたびに成長し

てくれる私の持ちネタの中の数少ない「優等生」

です。


トリは、三流亭志まね(さんりゅうてい・しまね)

さん。演題は、「試し酒」です。



世の中には、底抜けと思えるほど酒に強い人

がいるものです。大店の旦那同士の道楽で、

酒飲みの下男が5升の酒が飲めるかどうか賭

をします。さて、この男、期待どおりに5升の酒

が飲めるでしょうか?


スケールの大きな酒飲みネタ。5升飲み干した

ところで満場の拍手が!「打ち上げ前にそんな

に飲んでいいの?」

それくらい見事な飲みっぷり!


無事にお開きとなり、お客さんのお見送りです。



打ち上げは、西武百貨店レストラン街「お好み

焼き・千房」。西武百貨店にお世話になっている

以上、これが本来の姿でしょう。本当にビール

が旨い!



ソース味の粉ものにはビールがよく合いますね。

とはいうものの、本当に寄席の後の打ち上げは

お酒が進みます。実のところ、寄席の楽しみの

半分は打ち上げなんですけど・・・。


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