過去の活動報告 No.86





第235回噺の会じゅげむ定期公演 

 第76回 高槻市民寄席  
 
 <第11回 京都・大阪交流落語会>
       
と  き  平成25年9月15日(日) 午後2時開演

ところ 高槻市立生涯学習センター 1階 展示ホール


共 催 高槻市立生涯学習センター/噺の会じゅげむ


この日は台風の影響で、あいにく朝からの雨模

様でした。


いつもどおり、会場設営はテキパキと順調に

進んでいます。


落語会の命、高座を丁寧に作り上げます。


客席用の椅子もほぼ並べ終わりました。


これで会場設営は完了です。


高座もこのとおり完璧です。


お客さんにお配りするプログラムの通し番号を

入れて、来月のチラシと組み合わせる作業が

結構、たいへんです。


会場入り口のディスプレイ。

今回のこの活動報告ですが、担当者の都合で

かなり遅れてしまったため、記憶があいまいに

なってしまったので、メンバーの潮吹亭くじらさん

のブログの「ミニ活動報告」を引用させていただ

きます。(以下の青字の部分です。)


悪天候にもかかわらず

開演前からお客様が続々お越しです。

ありがたいことです。





トップバッターは、南茶亭おすし(なんちゃってい

・おすし)さん。ネタは、創作落語の「ハンカチ」

です。


今回は「前説」も兼ねて5分早めの開演です。

すっかりおすしさんの「得意ネタ」です。

まさに「究極の夫婦愛」ですね。





こちらは、今回の活動報告のお世話になってい

る潮吹亭くじら(しおふくてい・くじら)さん。毎回、

出囃子を担当してもらっています。


二番手は、京都楽笑会の喫茶亭寿限無(きっさ

てい・じゅげむ)さん。演目は、「ちしゃ医者」で

す。


落語に出てくるお医者さんは、どこか頼りない。

それでいて、憎めない。


笑う門には福来たる。



三番手は、悠々亭一光(ゆうゆうてい・いっこう)

さん。ネタは、「ライフ・イズ・ワンダフル」です。


人間に飼われる立場の犬の噺です。

ある意味「現代版・鴻池の犬」か?



楽屋には、今回は出番がないはずの京都楽笑

会の御厨亭扇玉(みくりやてい・せんぎょく)さん

が・・・。


扇玉さんの手元には、たくさんのカセットテープ

が並んでます。


中トリは、京都楽笑会の浦乃家蛾蝶(うらのや・

がちょう)さん。演目は
、何と上方落語の屈指の

大ネタ「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃ

のたわむれ)です。


このような噺を「テープ」のハメで演じるには多く

のテープをタイミングよくかけねばなりません。

というわけで、オペレーターとして楽笑会の御厨

亭扇玉さん登場。さすが、手馴れたものです。

25分というこのネタとしては「短縮バージョン」で

すがお見事、です!



お足元がお悪い中、おかげさまをもちまして、

今回も入場者130名の大入満員となりました。

高槻市民寄席では、連続57回目、定例会として

は連続124回目の大入り記録の更新です。



中入りです。


中トリ後のは、三流亭志まね(さんりゅうてい・し

まね)さん。演目は、江戸落語の「長短」です。


何かとせわしない昨今、この「長さん」と気が

合う人って居るのかな・・・



受付のディスプレイ。


六番手は、京都楽笑会の夢乃浪漫好(ゆめの・

ろまんす)さん。ネタは、三枝(現・文枝師匠の

創作落語の「宿題」です。



某有名高校の私立大谷学園の先生です。

この問題、方程式をつかえば、

鶴をⅩ羽、亀をY匹とすると、

ⅹ+Y=16 2X+4Y=44 の

連立方程式ですな。



京都・大阪双方のハッピ。左の青色が当会「噺

の会じゅげむ」。右のピンク色が「京都楽笑会」

のものです。


大トリは、文々亭小輔(ぶんぶんてい・こすけ)

さん。演題は、「芋俵」です。


これまた、落語ならではの間抜けな泥棒の噺で

す。元は江戸落語で、上方では桂文三さんがよ

くされてます。




小輔さんらしい、愛嬌たっぷり高座でした。

 
無事お開きとなり、お見送りは、このところ人気

上昇中のの寿亭さや豆ちゃんです。








第236回 噺の会じゅげむ定期公演

 
高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.150
   
        
と き  平成25年10月20日(日) 午後2時開演


ところ  
高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール 


会場の高槻西武百貨店。空はどんよりと曇って

います。


高座設営。会場によって要領が若干違ってくる

ので、結構、神経を使います。


当然、椅子の並べ方も他の会場とは違います。

.

特に、この駅前寄席の会場は楽屋の設営に

労力を要します。一応、今の形で落ち着いて

いますが、毎回、微妙に変化していますね。


最後に、高座の上に「寿限無」の看板を吊して

設営を完了します。

また、今回の活動報告も潮吹亭くじらさんのブ

ログの「ミニ活動報告」を引用させていただきま

す。
(以下の青字の部分。)


受付開始。左のハッピ姿は今回から新入会の

高月亭太陽(たかつきてい・たいよう)さんです。

節目の「第150回」。そして、西武高槻百貨店を

本拠地にしてちょうど50回。この日、迎えた新メ

ンバー「高月亭太陽」さんは、なんと高校1年生。

これで一気に「平均年齢」が下がりますな・・・


来月2才になる寿亭さや豆ちゃん(中央)も

お客さんのお迎えに忙しそう!?


前説は今回出番のない三流亭志まね(さんりゅ

うてい・しまね)さん。膝を痛めているとのこと。

で・・・、

「落語もできるアスリート」のはずの志まねさん

が「正座ができるかどうか・・・」

なんとか無事に座れたようです。


その間にもお客さんは続々とお越しです。


出囃子担当の潮吹亭くじら(しおふくてい・くじ

ら)さんは、姿勢を正して臨みます。



こちらは写真撮影担当の真琴家笑吉(まこと

や・しょうきち)さんです。


トップは、文々亭小輔(ぶんぶんてい・こすけ)

さん。ネタは、怪しい江戸っ子が登場する「江戸

荒物」です。


「江戸(東京)」を名乗れば何でも売れる。

現代でも、そんな傾向があるように思います。


大入りが叶う。


二番手は、ゲスト出演の正直亭黄門(しょうじ

きてい・こうもん)さん。演目は、
創作落語の

「老楽(おいらく)風呂」 です。


文珍師の創作ものということで、「老婆の休日」

とかぶる部分がありますね。

やはり、どうせなら、黄門さんのような歳の取り

方をしたいものですな。


お茶子は、天乃小てる(あまの・こてる)さん。


三番手は、潮吹亭くじらさん。ネタは、こちらも

創作落語の「冷蔵庫哀詩(エレジー)」 です。


プログラムに連載中の潮吹亭くじらさんのコラ

ムは、特集コーナーの「くじらのひとりごと」

掲載しています。



自分でいうのも何ですが、久々に「大うけして

いる」手ごたえを感じました。

私の出来はともかく、この噺を創られた小春團

治師のセンスに脱帽です。


受付も賑やかです。


中トリは、寿亭司之助(ことぶきてい・しのすけ)

さん。演目は、比較的数の少ない奈良を舞台

にした落語「鹿政談」です。


この「豆腐屋六兵衛」さん。「初老」のイメージ

だったのですが、実は42歳なんですね。おや、

私よりずっと歳下ですな・・・




お足元がお悪い中、今回もおかげさまを持ち

ましてで、入場者121名の大入り満員となりま

した。「駅前寄席」では連続84回、定例会とし

ては連続125回の大入り記録の更新です。

ご来場いただきましたお客さんに改めまして

御礼申し上げます。


中入り後は、洋酒家巧駆(ようしゅや・こーく)

さん。ネタは、縁日の露店が舞台の古典落語

の「道具屋」です。



なるほど、唯一の「スタンダード古典落語」で

すな。


当会のマスコット的存在、寿亭さや豆ちゃん専

用の子供用ハッピ。母親の志熨家かりん(しの

すや・かりん)さんの手作りです。


トリは、びい亭るうず(びいてい・るーず)さん。

演題は、「ねずみ」です。左手指の負傷をおし

ての高座です。



というわけで、初めての「トリ」は、左甚五郎が

活躍する大ネタです。

職場でのアクシデントにもめげず、トリの重責

をはたされました。


左甚五郎といえば、江戸時代の伝説的な彫刻

職人ですね。日光東照宮の「眠り猫」が有名で

落語や講談にもよく登場する人物です。


打ち上げは、同じフロア「レストラン街」のお好

み焼き「千房」。これからも「西武百貨店」には

お世話になります!



寄席の後のビールの味は最高です!!

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