過去の活動報告 No.79








第221回噺の会じゅげむ定期公演 

 第69回 高槻市民寄席  

     
と  き  平成24年7月22日(日) 午後2時開演

ところ 高槻市立生涯学習センター 1階 展示ホール


共 催 高槻市立生涯学習センター/噺の会じゅげむ


会場の高槻市立生涯学習センターがある高槻

市総合センターです。


折しも、電力不足から節電中でした。


会場の設営中。


高座周りの仕上げ中。


会場設営終了。


今回はフラダンスのゲストで大勢の女性が出演

されるので、控え室は女性専用!


男性は備品倉庫が控え室になります。


誰かが控え室にそっと置いていった薬!? 

「オモシロクナ〜ル」

皆、のどから手が出るほど欲しい薬ですね。

(吉本興業の冗談グッズ(お菓子)でした。)


さあ、会場です。


開演直前の楽屋風景。


トップは、先月のトリ、三流亭志まね(さんりゅう

てい・しまね)さん。演目は「子ほめ」です。


 


志まねさんは江戸落語の「子ほめ」です。といっ

ても上方落語とさほど内容は変わりません。と

にかく、人をほめるというのは難しいものです。

それも下心があるとなかなかうまくいきません。

最後の手段で、子供をほめようとしますが・・・。


笑門来福。


二番手は、寿亭司之助(ことぶきてい・しのす

け)さん。ネタは今の理髪店にあたる床屋さん

の落語の「浮世床(うきよどこ)」です。


昔は、人より場所と言われる銭湯と床屋が庶民

の情報交換の場所になっていました。この床屋

の待合室では、字も読めないのに本を読むフリ

をしている割木屋のおやっさんが若い衆にから

かわれます。それでも負けないおやっさんは実

にたくましい!!


お茶子は、天乃小てるさん。


三番手は、南茶亭おすし(なんちゃってい・おす

し)さん。ネタは「ハンカチ」です。


ハンカチ1枚のプレゼントをめぐり夫婦げんか

になってしまいます。そうこうするうちに夫は商

店街のイベントで「妻に愛を叫ぶコンテスト」に

出場します。さて、こじれた夫婦関係は回復す

るのでしょうか。新作人情噺です。。


今回、お客さんに配布したプログラム(高槻市

民寄席かわら版)と来月の駅前寄席のチラシ

です。


中トリは、文々亭小輔(ぶんぶんてい・こすけ)

さん。演目は「ちりとてちん」です。


日頃キザでしったかぶりばかりする男を懲らし

めるため、カビが生えて腐った豆腐に手を加え

て長崎名産「ちりとてちん」という名前を付けて

その男に食べさせます。大変な目に遭うのです

が、それでも男は・・・。


おかげさまをもちまして、今回も入場者141名

の大入満員となりました。これで、高槻市民寄

席では連続50回、定例会としては110回連続

の大入り記録の更新です。


ゲストのフラダンスのメンバーから差し入れを

いただきました。評判の手作りお菓子です。



当会の夏の風物詩、恒例のフラダンスです。

今年で8回目になります。

1曲目は、「月の出る頃」。

イプというひょうたんを叩いて踊ります。


2曲目は、「カピリナ」。

鳥が愛を語ります。


3曲目は、「キプカイ」。

カウアイ島のキプカイという土地の素晴らしさを

歌った曲です。


4曲目は、「カネオヘ」。

カネオヘという地に電気や電話が1番についた

という内容です。


最後は、毎回のお約束、おなじみの「憧れのハ

ワイ航路」です。昭和23年にヒットした岡晴夫

さんの曲ですね。

会場の後方で出番待ちしているところです。


この曲では全員が踊ります。人数がいつもより

多い(若返り!?)ので客席を「コ」の字に囲む

ようになります。お客さんも懐かしい歌を口ずさ

んだりされてました。


リーダーの片倉さん(左端)は、毎年、フラダン

スの研究のためにハワイに行かれてるそうで

す。


本日のトリは、浪華家久句(なにわや・くっく)さ

ん。演題は、「木津勘助(きづのかんすけ)」の

一席です。


木津勘助は実在の人物で、天正14(1586)

生まれ。木津川の治水工事に尽力したところか

ら木津勘助と呼ばれています。寛永18(1641)

年の飢饉の折、全財産をなげうって人々を救お

うとして足りず、幕府の米蔵を破ったことから島

流しとなりました。


その木津勘助が、豪商・淀屋十兵衛に見込ま

れて、その娘を嫁にもらうエピソードから飢饉

の人助けに至るまでの物語が落語になってい

ます。こんな人物が今の政治に現れてくれない

かと思うくらいに痛快な噺でした。


終演後は、フラダンスのメンバーを交えてお客

さんをお見送りします。


この風景も恒例になりましたね。


打ち上げは、会場の近所の「阿國」さんで貸し

切り!? の宴です。こちらもいつもながら大い

に盛り上がりました。

 
   






第222回 噺の会じゅげむ定期公演

 
高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.143
   
と き 平成24年8月19日(日) 午後2時開演

ところ  
高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール 


JR高槻駅前の西武百貨店の多目的ホール。

会場設営中です。この場所での公演も43回目

になりました。


高座の設営中。


楽屋の設営中。

.

結構、体力も使います。


会場設営完了!!


引き続き、今回のプログラムと次回の定例会

のチラシを配布する準備に追われます。


そうこうするうちに開場時間となり、お客さんを

お迎えします。今回の番組のコメントは、コラム

ニスト・くじらいだー@さんのブログに連載中の

「ミニ活動報告」から引用させていただきます。


前説は、三流亭志まねさん。

出演者の変更のお知らせ及び今日の番組紹

介。そして6階レストラン街の「千房」様より生

ビール割引券配布のおしらせなどなど・・・


楽屋で出番待ちのスーツ姿の男性は・・・?

右は、お茶子の天乃小てるさん。


第143回の「駅前寄席」の開演です。


トップは、浪華家久句(なにわや・くっく)さん。

開口一番は、お得意の歌謡ショーです。


六弦亭ざくろさん、まさかの休演。代演として

エンターテイナー久句さん登場。

「星屑の街」・「おんな船頭唄」「まつり」。おなじ

み歌謡ショー!


受付のディスプレイ。


二番手は、潮吹亭くじら(しおふくてい・くじら)

さん。演目は「蛇含草」です。


「行儀知らず」ながらもどこか憎めない主人

公。サゲで「溶けてなくなる」のが、どこかさ

びしい・・・


受付の提灯。



三番手は、悠々亭一光(ゆうゆうてい・いっこう)

さん。ネタは「またも華々しき華燭の典」です。


「三枝改め六代桂文枝」作の創作落語。

六代文枝師ならではの「時代を切り取った」

この噺。一光さんによくマッチしてます。


高座の上の見台・ひざ隠し・小拍子・座布団。


中トリは、寿亭司之助(ことぶきてい・しのすけ)

さん。演題は、「日和ちがい」です。


「降るような、日和じゃない」

いかにも日本語のトリックですな。「小米時代の

枝雀」ファンの代表ならではのシュッとした高座

です。


今回は少しヤキモキしましたが、結果は入場者

ジャスト100名の大入りとなりました。お暑い中

のご来場、有り難うございました。「駅前寄席」

では77回連続、定例会としては111回連続の

大入り記録の更新となりました。


中入り(ちょっと休憩)。

楽屋のお茶コーナーです。


中入り休憩も終了。後半のスタートです。


中入り後は、文々亭小輔(ぶんぶんてい・こす

け)さん。ネタは、「がまの油」です。


こういう「立て弁」をきちんと覚えられるのは

さすが若手、と言いたいところですが、彼も

もう30代後半。「じゅげむ」を高齢化が進ん

でいます・・・


高座と楽屋の境目ののれん。ここをくぐると

プロでもアマチュアでも噺家は顔つきが変わ

ります。


トリは、洋酒家巧駆(ようしゅや・こーく)さん。

演題は、「仔猫」の一席です。


夏らしい「怪談がかった」噺。ただし怖くはな

い。それでも、この人らしいはんなりとした

高座です。

そうか、「蛇含草」もある意味「怪談」なんで

すね。巧駆さんのマクラで目からうろこが・・・




噺の前半は、ほのぼのとした商家の日常風景

なのですが、一転、怪談仕立てになります。

最後はどうなるのかと思っていると、サゲは

意外とあっさりしています。


終演後の撤収作業もスタッフとキャストが全員

でやります。皆、慣れてきたこともありますが、

あっという間に元通りです。


会場設営、公演、撤収と一日の仕事を終えて

ホッとする瞬間。これからミーティングです。

当日のプログラムに連載中のくじらさんのコラ

ムは、特集コーナーの
「くじらのひとりごと」

掲載しています。


打ち上げは、「串家物語」で串カツの食べ放題

です。


たまには、こういうスタイルもいいですね。


宴会の締めは、ソフトクリームの小皿のせ!



次回定例会は、9月9日(日)午後2時開演の

第70回「高槻市民寄席」です。皆様のご来場

をお待ち申し上げております。

 

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