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準備作業が終わったところです。西武百貨店
での「駅前寄席」も今回で14回目になります。
高座や会場設営の形も試行錯誤の結果、こう
いう感じに納まってきました。
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そして、今回は特別な会でもあります。実は、
「駅前寄席」の第1回が始まってから今月で
ちょうど15年なんです。準備にあたるスタッフ
も気合いの入り方が違います。
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「駅前寄席(定例会)」の15周年を記念して、
お客さんには記念の粗品(記念ロゴ入りのクリ
アファイル)をお配りしました。こちらのスタッフ
は、その準備に大忙しです。
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開場時間になると、有り難いことに待ちかねて
いたお客さんが次々とお越しになりました。
淡々と受け入れ準備を進めていた受付もにわ
かに賑やかになってきます。
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今回の開演前の前説は、寿亭司之助さんが、
会を代表して、15周年の御礼とご挨拶を行い
ました。15年は通過点ですが、彼にはかなり
感慨深いものがあるようです。
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とういうことで、開演時間となりました。この頃
には、会場はほぼ満員の状態です。
冬が近づき、気候も少し寒くなってきましたが、
会場内は熱気にあふれています。
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トップバッターは、前回(先月)の「駅前寄席」で
トリ(爆笑でした)を務めた文々亭小輔さんです。
演目は「寄合酒」。若い男たちが、酒や肴を
それぞれ持参して宴会をします。
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ところが、持ち寄った品物がどれもこれも入手
経路が怪しいものばかりです。皆、お金が無い
ので、店の人をだますのは序の口で、子供や
犬からもせしめてきます。
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二番手は、潮吹亭くじらさん。今回のネタは、
年末の昔の風物詩でもある「餅つき」です。
貧乏な長屋の住人が「餅つき」の雰囲気だけ
でも味わおうと苦労をします。
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餅をつく(ふりをする!?)仕草や音のリアルさ
にはお客さんも思わず感心してました。
プログラムで連載中のくじらさんのコラムは、
特集の「くじらのひとりごと」に掲載中です。
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楽屋での一コマ。メンバーの視線が集中して
いる先は・・・お菓子です! 最近は、あちらこ
ちらから差し入れのお菓子がたくさん届きます。
皆さん、食べ過ぎには注意しましょう!!
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三番手は、当会の「じゅげむKOBE」に所属す
る浪華家久句さんです。演目は世の中のいろ
いろな疑問に的確? に答える「浮世根問」で
した。
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久句さんは、当会メンバーの中では最年長の
65歳になりますが、若者に負けずに、頑張っ
ています。落語は老人大学でプロの落語家さん
から指導を受けました。
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中トリは、本年4月に続いて2回目のゲスト出
演の和朗亭南坊(わろうてい・なんぼう)さんで
す。お爺さんの形見の紋付き羽織着用での登
場でした。演題は「寝床」の一席。
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浄瑠璃が好きな大店の旦那さんが、町内や店
の使用人たちに無理矢理に自分の語る浄瑠璃
を聞かせます。うちの会もこの落語「寝床」と
同じようなものですが・・・。
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おかげさまをもちまして、今回も134名の大入
満員となりました。毎回お越しいただく方も大勢
おられます。本当に有り難うございます。<(_ _)>
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中入り後は、前説も担当した寿亭司之助さん。
ネタは「大安売り」です。司之助さんとスタッフ
の笑吉さんは、細々と活動していた会の初期の
頃からの生き残りでもあります。
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「大安売り」は大相撲の噺です。最近の大相撲
は、横綱・朝青龍や時津風部屋の問題等で
大変なようですが、この落語に出てくる昔の
相撲取りは呑気なものです。
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さて、本日の15周年記念公演のトリは、
当会の若者代表の花乃家めぞんさん。当会
の秘密兵器(別名、「噺の会じゅげむ」の
テポドン!?)が堂々の土俵入り?です。
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いつもの出囃子ではなく、今回は大相撲の
ふれ太鼓で高座に上がりました。前の演者の
大相撲ネタの雰囲気をうまく利用して、得意の
行司の物まねで会場を盛り上げます。
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演題は「饅頭こわい」。饅頭好きが饅頭が恐い
とウソを言い、皆から饅頭をせしめようとする
定番の噺です。世間を騒がせている食品偽装
問題をからめて大爆笑でした。
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当会の定例会も平成4年10月から数えること
168回目になりました。そして、今日は今年最
後の定例会です。寒風が吹く中を早くから大勢
の方にお越しいただきました。
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開演前には、もうお馴染みになった飛び入り
出演の島凡太さんの漫談です。今回は方言の
小咄で会場を盛り上げていただきました。
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さて、第115回「高槻オーロラシティ・駅前寄席」
の開演時間です。すでに、客席はほぼ満席に
なり熱気に包まれています。
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この日のトップバッターは、先月の駅前寄席で
トリを務めた花乃家めぞんさんです。
演目は、「狸の札(さつ)」。「狸のサイコロ」の
柳家花緑師匠バージョンということでした。
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「狸のサイコロ」では、子狸がサイコロに化けて
博打場で恩返しをするのですが、「狸の札」では
いきなりお金になって恩返しをすることになりま
す。ところが・・・
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二番手は、阿遊亭弘遊さん。
ネタは「つる」です。釣りでは「鮒に始まり鮒に
終わる」と言いますが、落語では「つるに始まり
つるに終わる」というくらい基本のネタです。
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昔、「鶴」は「首長鳥」と言われていた??そう
で、その鳥が何故に「鶴」と呼ばれるようになっ
たかというのが、この落語のテーマです。
知ったかぶりには注意しましょうね。
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楽屋風景です。左(後ろ姿ですみません)は
待機中のお茶子・天乃小てるさん。右は今回
は出番が無く、出囃子係に専念の潮吹亭くじら
さん。プログラムのコラムは「くじらのひとりごと」
にアップしてます。
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ゲストの花の家夢々(むーむー)さんです。
毎年7月の高槻市民寄席でフラダンスを披露
していただいているレフアニコ・フラクラブの
リーダーです。芸名もそこからきてます。
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演目は、「厩(うまや)火事」。愛馬より家臣の
身を案じた孔子の伝説を聞き、自分の夫の気
持ちを確かめようとする髪結いの女房をお色気
たっぷりに演じていただきました。
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中トリは、当会の神戸の拠点「じゅげむKOBE」
所属の三流亭志まねさんです。演題は、東京
落語の「死神」の一席。タイトルだけ聞くと恐そう
な感じですが・・・
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実は結構面白い噺なんです。死神に重病人を
回復させる技を教わった男が医者になって
金儲けをします。サゲは演者によって違った
演出がありますが、志まねさんのも粋でした。
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お寒い中にもかかわらず、おかげさまをもちま
して、123名の大入満員でした。定例会では
55回連続、駅前寄席でも49回連続の大入り
です。
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中入り後は、文々亭小輔さん。演目は十八番の
「時うどん」です。落語では定番のネタですが、
現代と時間やお金の数え方が違うので、マクラ
なんかで解説が必要になりました。
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たった一文ごまかすために、人のマネをして
失敗する噺です。小輔さんのうどんを食べる
仕草には客席も大爆笑。会場の隣のうどん屋
さんの売り上げにも貢献したとか・・・!?
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本年最後の定例会のトリは、寿亭司之助さん。
演題はネタおろしの「鹿政談」です。奈良の鹿に
まつわるいわゆるお奉行さんのお裁きもの+
人情ものの噺です。
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昔、奈良の鹿は「神鹿」と呼ばれており、こ
れを殺害すると死罪になったと言います。実
際、奈良の菩提院には鹿を殺して「石子詰の
刑」に処された三作少年のお墓があります。
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誤って鹿を殺してしまった豆腐屋の六兵衛さん、
捕らえられ奉行所で裁判にかけられます。
時の町奉行・曲淵(まがりぶち)甲斐守は、どの
ようなお裁きをしたのでしょうか・・・
● 風流落語旅(奈良編)
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初笑い 高槻市民寄席 吉例顔見世大興行
● 1月20日(日)午後2時開演
● 於 高槻市立生涯学習センター(市役所の隣)
<入場無料(お年玉付き)>
皆様のご来場をお待ち申し上げております!
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