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組み上がった高座の座り心地と安全を点検?
するスタッフの真琴家笑吉さんです。どこぞの
ジェットコースターではありませんが、人が乗る
物は念には念を入れて調べるのが肝要ですね。
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会場の外の受付周辺のディスプレイを製作中の
三流亭志まねさん。落語会の宣伝だけにセンス
(扇子)が大事です・・・(^^;)
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会場の設営も終わって、別室の控え室で食事中
の洋酒家巧駆さん(左)と今日のネタをチェック
する阿遊亭弘遊さん(右)。
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こちらは舞台そでの楽屋で番組進行のチェック
に余念がない潮吹亭くじらさんです。
くじらさんのミニ活動報告は、ブログに掲載中。
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出番を待つ今日のトップの文々亭小輔さん。
寄席での開口一番は、いくら稽古を重ねていて
も緊張するものです。
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開場直後の受付です。
ほとんど切れ目なしにお客さんがお越しになら
れるので、結構この時間帯は忙しいようです。
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さて、第40回「高槻市民寄席」の開演です。
すでに、100名を越えるお客さんが入場されて
おり、客席から熱気さえ感じられます。
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開口一番の定番の出囃子「石段」に乗っての
登場は、文々亭小輔さん。ネタは「江戸荒物」
です。
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「江戸」が「東京」と名称が変わった頃の噺で、
何でも東京風というのがもてはやされているの
で、品物は大阪の物なのに売り声だけが東京弁
という怪しげな荒物屋を開業しますが、思うよう
には売れません。
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二番手は阿遊亭弘遊さんです。
演目は「相撲場風景」。弘遊さんは当会随一の
相撲通なんですよ。
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落語のタイトルは「相撲場風景」ですが、肝心
の力士は一人も出てきません。相撲を観戦する
色々なお客さんのウォッチングなんです。
空腹を我慢したり、トイレを我慢したりとお客さん
も辛いようです。
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ギャグが繰り出される度に客席もどよめきます。
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お茶子さんは天乃小てるさんです。
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三番手は寿亭司之助さん。演目はネタおろしの
「変装うどん」です。
聞き慣れないタイトルですが、桂七福さんの創作
落語をアレンジしました。
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警察の非常線に囲まれて逃げ場を失った泥棒
が、行商のうどん屋を見つけて、一計を案じ、
道具から着物まで借り受けてまんまと非常線を
突破します。でも、そのうどん屋の正体を知って
びっくり・・・
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中トリは潮吹亭くじらさんです。演題はネタおろ
しの「我が家の湾岸戦争」でした。
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聞き慣れない噺ですが、これはくじらさんの創作
落語です。夢路いとし・喜味こいし師匠の漫才の
ネタを落語仕立てにしたもので、続けざまに繰り
出されるギャグに客席も笑いの渦に巻き込まれ
ました。
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「おな〜か〜い〜り〜〜〜」
の声で中入りの休憩です。おかげさまをもちま
して、189名という大入満員となりました。
毎度有難うございます。
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中入り後は洋酒家巧駆さん。
演目は「堀川」です。
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内容は、酒好きの息子やケンカ好きの息子が
親を困らせる、今で言えば家庭内暴力かもしれ
ませんが、落語の世界では結構人情味のある
噺になっています。
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楽屋では、トリの哀楽さんが思案中。
(多分マクラのネタでしょう)
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一方、会場の後方では、スタッフとしての仕事
をほとんど終えたメンバーの弘遊さん(右)、
志まねさん(中)が高座に聴き入ってます。
小輔さん(左)は写真撮影に大忙しのようです。
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というところで、本日の大トリの喜怒家哀楽さん
の登場です。演題は「代書」。故・桂枝雀師匠の
ネタで覚えたので、「代書屋」ではなく、「代書」と
いうタイトルにこだわってます。
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元は、実際に代書屋をやっていた故・桂米団治
師匠(桂米朝師匠の師匠)の創作やそうです。
昔は字を書けない人が多かったので、履歴書
や公的な書類を本人に代わって書いてくれる
代書屋が流行ってたそうです。
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哀楽さんの繰り出す、代書屋さんと依頼者であ
る主人公のちぐはぐな会話で、客席は大爆笑
でした。
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会場の外からも受付係の浪華家久句さんが、
のれんの隙間から哀楽さんの高座を真剣に
見守っていました。
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爆笑のうちに、ラストの「ポーン!!」で大いに
はじけます(この意味がわからない方は、枝雀
師匠の「代書」のビデオを観てくださいね)。
当日のプログラムに連載中の哀楽さんのコラム
は、特集の「人生!喜怒哀楽!!」に収録。
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「おじか〜〜〜〜〜ん」
無事お開きとなって、会場を後にするお客さん
です。御満足いただけましたでしょうか。
次回定例会は、6月3日(日)の高槻西武百貨
店の「駅前寄席」です。よろしくお願いします!!
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今日はちょっと雰囲気が違います。当会の
仁六家拾八さんが5月31日に亡くなられ、
葬儀が寄席と同時刻になりました。ですか
ら、葬儀は代表のみが参列し、寄席の楽屋
には拾八さんの名ビラと提灯を置きました。
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第111回「高槻オーロラシティ・駅前寄席」の
トップは、当会KOBE所属の浪華家久句さん。
ネタは「ろくろ首」です。昨年末に神戸の寄席で
ネタおろしされたんですが、納得がいかなかった
そうで、今回は再挑戦となります。
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久句さんは当会の中では最年長になりますが、
落語に対する熱意は拾八さんと同様に強いも
のを持っておられます。このネタは最初は怪談
じみてますが、そのうち、落語らしいドタバタ劇
になってしまいます。
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二番手は、洋酒家巧駆さんです。
当会では珍名さんの部類でしょう。洋酒(ウィス
キー)とコーク(コカコーラ)を合わせて、いわゆ
る、「コークハイ」になります。ご本人は余りお酒
は飲みませんが・・・
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演目は「近日息子」。ちょっと間の抜けた息子
と心配性の父親の噺です。お決まりの説教で、
父が息子に「何でも先繰り、機転をきかさんと
いかん」と言うと、息子はとんでもない方向に
暴走を始めます。
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三番手は、喜怒家哀楽さんです。芸名の文字
どおり、喜怒哀楽を全身で表現する噺家さん
です。以前、あまりに動きが激しすぎたのか、
上がっていた高座が崩壊してしまったことがあ
ります。 (>_<) → 第24回高槻市民寄席
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ネタは、「手水廻し(ちょうずまわし)」です。
大阪では、朝に「顔を洗う水を持ってきて!」と
言うのを「手水を廻して!」と昔は言いました。
それを聞いた田舎の宿の人が「手水」を「料理」
と勘違いをしてしまったため大騒動になります。
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中トリは、文々亭小輔さんです。小輔さんの別名
は「落語ライダー」と言います。家号の「ぶんぶ
んてい」は、小輔さんが単車好きなので、エンジ
ンの擬音から「ブンブン」やそうで、桂文我さんの
「文」、桂雀々さんの「々」の字をあてています。
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演題は「馬の田楽」です。生意気盛りの子ども
たちの物語です。昔の運搬力といえば、馬でし
た。味噌樽を運搬中の馬方さんがちょっと目を
離した隙に、子どもたちが馬にいたずらをした
ため、その馬が走り出し、行方不明に・・・
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おかげさまをもちまして、今回も157名の大入
満員となりました。
次回定例会は、7月15日(日)の生涯学習セン
ターでの第41回「高槻市民寄席」です。ゲストは
恒例のフラダンスです。どうぞ、お楽しみに!!
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今日の葬儀ではご出棺の際に仁六家拾八さん
のお気に入りの出囃子「野崎」でお見送りしま
した。当寄席でも、ご出棺の時間に合わせて
「野崎」を流しました。ニコニコ顔で高座に上が
る拾八さんの姿が目に浮かぶようです。
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「お客さん、とっても、お似合いですよ・・・」
呉服屋の番頭さんが反物を勧めてるような絵に
なってますが、中入りの休憩中で、出番を待つ
めぞんさん(左)と出番を終え、せっせと着物を
たたむ小輔さん(右)のスナップ写真ですね。
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中入り後は、花乃家めぞんさんです。今日は
いつもの落語ではなく、得意の絵を生かした
「紙芝居漫談」に挑戦しました。お客さんも、こ
れからいったい何が始まるのか期待と不安で
見つめています。
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軽妙なおしゃべりの中、動物づくしのシャレ、大
好きな大相撲の絵が次々と登場します。おまけ
に横綱の土俵入りまで披露します。最後は、何
とアメリカ合衆国の大統領選挙の話題まで飛び
出しました。
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そして、本日の「駅前寄席」の大トリの登場と
なりました。客席の熱気も最高潮です。
寄席のプログラムに連載の潮吹亭くじらさんの
コラムは「くじらのひとりごと」に掲載中です。
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さて、本日のトリは、阿遊亭弘遊さんでした。
5年半ほど前に弘遊さんが入会したことで、
拾八さんは当会の最年長の座を譲りましたが、
古い芸人さんの話ではお互いにかなり盛り上
がっていたようです。
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演題は「短命」の一席。どちらかと言えば、艶笑
噺の部類に入るちょっとエッチな落語ですね。
大店の美人の娘さんに婿養子をもらうとすぐに
亡くなってしまう事件が続きます。その短命の
訳を聞いて思わず納得!?
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拾八さんの提灯が高座を見守る中、トリの一席
も無事お開きになりました。故・仁六家拾八さん
の「追善興行」は、8月19日(日)に開催予定の
第112回「駅前寄席」において挙行致します。
ご来場をお待ち申し上げております。 m(_ _)m
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久々の打上げの写真です。拾八さんの葬儀に
参列していただいた成岡氏(元・みゅ〜じあむ)
も参加。拾八さんの懐かしいビデオを見ながら
盛り上がります。もちろん、拾八さんが飲む分
のお酒も用意させていただきましたよ。 (^O^)
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