過去の活動報告 No.44





第150回 噺の会じゅげむ定期公演 

 第36回 高槻市民寄席 

と  き  平成18年7月16日 午後2時開演

ところ 高槻市生涯学習センター 1階 展示ホール

共 催 高槻市生涯学習センター/噺の会じゅげむ

        

会場の生涯学習センターの正面入口です。

会場の舞台の設営も完了し、潮吹亭くじらさん

と今日は出番のない三流亭志まねさんが開演

前の準備体操? ではなく、スポットライトの

調整をやってるところです。

喜怒家哀楽さんが手書きの看板を作成中。

 

当日のプログラムに連載中の哀楽さんのコラ

 

ムは当HPの特集の「人生!喜怒哀楽!!」

 

収録しています。

フラダンスの「レフアニコ・フラクラブ」さん達の

リハーサル中なんですが、楽屋のあばら家艶幽

さんもつられて・・・

受付では、開場を待ちかねたお客さんが一斉

に入場されてこられました。寄席を運営する者

にとって嬉しいと思うとともにホッとする瞬間で

もあります。

さて、第36回「高槻市民寄席」の開演時間で

す。今回は「噺の会じゅげむ」の定期公演が

150回目という節目に当たりますので、お客さ

んにはもれなく記念品を贈呈させていただきま

した。

トップバッターは、喜怒家哀楽さん。ワールド

カップサッカーのマクラ(ジダンの頭突き事件)

は秀逸でした。演目は「つる」です。

「鶴」という鳥が、なぜ「つる」と呼ばれるように

なったのかという、どうでもいいような質問なん

ですが、執拗に食い下がる質問者に知ったか

ぶって、思いつきの由来を語ってしまいます。

二番手はじゅげむKOBE所属の浪華家久句さ

ん。ネタは「猫の災難」です。

一言で言って酔っぱらいの噺です。飲んではい

けないお酒についつい手を出してしまう大酒飲

みの気持ちがよく表れています。最終的には、

「猫」にすべての責任を押しつけます。

三番手はじゅげむKOBEのあばら家艶幽さん。

当会の大阪と神戸のメンバーの中では唯一の

女性噺家です。演題は「転宅」。

お手かけ(妾)さんの家に入った泥棒の噺です。

その手かけさんも実は泥棒(とっさのウソ)と言

うことを聞き恐縮する泥棒ですが、逆に色仕掛

けで持っていたお金を巻き上げられてしまいま

す。

中トリは潮吹亭くじらさん。ネタは「明るい悩み

相談室」です。

最近評判になった上方の落語家が主役の映画

「寝ずの番」の作者でもある故・中島らも氏の作

品を基に落語に仕立てた新作落語です。次から

次と訳の分からない相談を持ちかけられ相談係

も大変です。

寄席が始まってからどしゃ降りの雨が降り出し

たにもかかわらず、161名のお客さんにご来場

いただき大入満員となりました。まことにありが

とうございます。

中入りの後は、昨年の夏に引き続き「高槻市民

寄席」の夏の風物詩とも言えるフラダンスのレフ

アニコ・フラクラブさんの登場です。

立てばシャクヤク座ればボタン、歩く姿はユリ

の花・・・艶やかな衣装も相まってハワイの南国

ムード満点です。

客席の後ろでフラダンスを見物しているメンバー

たちです。艶幽さんだけでなく、志まねさんもア

ロ〜ハ〜オエ〜♪








来年もまたダンスを披露していただく予定です。











フラダンスの後も落語が一席あるので、皆、舞

台回りの調整に大忙しです。中央は当会専属の

お茶子さんの天乃小てるさんです。








本日のトリの一席、出番直前の楽屋風景です。











フラダンスで気分転換をした後は、本日のトリ、

文々亭小輔さんの登場です。演題は季節ネタの

「青菜」の一席。








大家の庭の手入れをする植木屋さん。旦那さん

に暑気払いの一杯を勧められて、ごちそうになり

ます。その際の奥方の完璧な礼儀作法にいたく

感動し、自分の女房にもその礼儀作法を強要し

ますが、なかなか一筋縄にはいきません。




結局、旦那さんの家で見たとおりの真似をしよう

としたところが、全く家の勝手が違うので、大騒

ぎになってしまいます。この演目は小輔さんのネ

タおろしでしたが、最後までお客さんを引き込ん

で楽しませてくれました。




寄席もお開きとなったところで、出口では恒例の

フラダンスの美女軍団が「アロハ〜」とお見送り。

次回の定例会は8月20日(日)に高槻西武百貨

店で開催の第105回「高槻オーロラシティ・駅前

寄席」です。皆様のお越しをお待ちしております。



第151回 噺の会じゅげむ定期公演

 高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.105

と  き 平成18年8月20日(日) 午後2時開演

ところ 高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール 

             

うどん屋さんのアルバイト? ではありません。

じゅげむKOBEのあばら家艶幽さんが、会場の

外で呼び込みをやってくれています。

今回は岡山支店から世間亭廣加郎さん(右端)

が遠路はるばるご来場いただきました。開演前

のひととき、落語談義に花が咲きます。



以下の活動報告は、今回は裏方(お囃子担当)

のくじらいだー@さんのブログから番組のコメン

トを引用させていただきました。

開演15分前なんですが、いつもの飛入り出演

のミルキー駿二(島凡太)さんです。


【くじらいだー@さんのコメント】


私がリアルタイムで知らない時代の演芸界・歌

謡界の話。これが、我が寄席の客層にはピタッ

とはまる・・・さすが。

会場出入り口前の受付の模様です。

この日は猛暑のうえに夏の高校野球の決勝戦

(駒大苫小牧×早実)と時間帯がバッティング。

ちょっと心配もしましたが、開場とともにお客さん

が次々とお越しに・・・。

予定どおり午後2時ちょうど、第105回「高槻

オーロラシティ・駅前寄席」の開演です。

ご覧のとおり、開演時には満員となりました。

トップバッターは洋酒家巧駆さん。ネタは「阿弥

陀池」です。


【くじらいだー@さんのコメント】

さすが『じゅげむのプリンス』があの爆笑ネタを

楽しく明るくまとめてトップの重責を難なくクリア。

二番手は、じゅげむKOBE所属の三流亭志まね

さん。演目は「バールのようなもの」です。



【くじらいだー@さんのコメント】

清水義範氏の小説をモチーフにした創作落語。

決して『落語のようなもの』ではない。

三番手は、花乃家めぞんさん。演題は「狸のサ

イコロ」です。



【くじらいだー@さんのコメント】

出ました『じゅげむの核弾頭』。花火のものまね

で度肝をぬく。活気にみちた高座。

今日のお茶子さんは、いつもの天乃小てるさん

の替わりに、じゅげむKOBEのあばら家艶幽さん

に務めていただきました。

中トリは喜怒家哀楽さんです。演目は「めざせ

甲子園」。


【くじらいだー@さんのコメント】

サイレンとともにユニフォーム姿で登場。高校

野球速報を交えたサービス満点の一席。がん

ばれLP学園。

おかげさまを持ちまして、124名の大入満員と

なりました。「駅前寄席」では連続38回目(通算

48回目)の百名以上の大入りです。

当日のプログラムに好評連載中のくじらさんの

コラムは「くじらのひとりごと」No.77に掲載して

します。

中入り後は、阿遊亭弘遊さん。ネタは「秘伝書」

です。


【くじらいだー@さんのコメント】

古き良き時代の夜店風景。こういうマクラが、

客席を一体化させるんですな・・・



本日のトリは寿亭司之助さん。演題は「皿屋敷」

の一席。


【くじらいだー@さんのコメント】

命と引き替えにしてでも会ってみたい?絶世の

美女お菊さん。代表、迫真の演技!



といったところで、「皿屋敷」のクライマックスの

場面です。猛暑の中をお越しいただいたお客さ

ん、少しは涼しい気分になっていただけましたで

しょうか?  次回の定例会は9月17日(日)の

「高槻市民寄席」。当会小倉出張所のメンバー

とのジョイント公演です。お楽しみに!!


 ◎次の活動報告へ           ◎過去の活動報告目次へ   



inserted by FC2 system