過去の活動報告ファイル No.33

グリーンプラザ駅前寄席   高槻市民寄席

 

 

 

 

 

 

 

噺の会じゅげむ定期公演 VOL.128

 第92回 グリーンプラザ 駅前寄席 

と  き  平成16年8月29日 午後2時開演

ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール

主 催 グリーンプラザたかつき1号館

         

この日も超大型台風16号が超大接近。最悪

の場合は、お客さんが一人も来ないかも・・・

と超大心配してましたが、台風の速度が急に

遅くなり、何とか駅前寄席が開催できました。

開場時間にはいつものとおり、お客さんが

続々とお越しいただきました。

開演時間の15分前。まだ空席の目立つ会場

ですが、飛び入り出演のミルキー駿二さんの

登場です。

軽妙なテンポで今回も小咄を披露していただ

きました。

会場の外の廊下では今日のゲストの里ありす

さんとお母さんと司会役の潮吹亭くじらさんと

お茶子の天乃小てるさんが、綿密な打ち合わ

せ中・・・

本日のトップバッターは、当会新メンバーの

花乃家めぞんさんです。東京の大学の落研

で1年間落語をやっていたそうで、7年ぶりの

高座とか。登場するやいきなりの気合い入れ

で度肝を抜かれ、その後も大迫力の展開で

した。これって、格闘技系の落語・・・!?

演目は「子ほめ」ですが、もちろん、東京落語

の「子ほめ」です。やはり、噺の運びなど大阪

の「子ほめ」とは少々違うようです。上方落語

が居並ぶ当会の寄席では貴重な存在になり

そうですね。

二番手は仁六家拾八さん。演題はネタおろし

の「へっつい盗人」です。拾八さん曰く「これも

ずっと演りたかったネタですわ」ということで、

このところも新ネタに積極的にチャレンジして

います。

 

 

引っ越し祝いにへっついさん(かまど)を贈ろう

としたのはいいのですが、その方法が問題で

す。結局、道具屋の商品を無断で借用(早い

話が泥棒!)することになり、深夜、こっそりと

道具屋へ忍んでいきますが、相棒がドジの連

続で大騒ぎに・・・。

今回もお茶子さんは天乃小てるさんです。いつ

も完璧な仕事をしていますが、この日はひとつ

失敗がありました。でも、うちの会では、演者

がそれをギャグに使えますし、お客さんもそう

いったギャグを楽しみにしているようです。

三番手は洋酒家巧駆さん。日本選手の金メダ

ルラッシュに沸くアテネオリンピックの最終日の

この日、金メダル?を胸に登場です。実のとこ

ろは素人名人会での名人賞のメダルなんです

が、素人の落語家にとっては金メダルといえる

でしょうな。

ネタは「二人ぐせ」でした。世間では無くて七く

せとか言うくらいで、どんな人にもくせというも

のはあるものです。「飲める」というのが口ぐせ

の男と「つまらない」というのが口ぐせの男が

お互いのくせを直すために張り合います。

そして中トリを勤めるのは、阿遊亭弘遊さん。

演目は「いかけや」の一席です。鍋や釜を修

理して回っていた昔懐かしい行商の『いかけ

や』さんの噺なんですが、弘遊さんのキャラク

ターによくあっていて、いわゆるハマリネタで

しょうね。

子供の無邪気な姿というのはいいものですが、

わんぱく坊主たちが集まると必ず騒動を起こ

します。この日の犠牲者は、いかけやさんと

うなぎ屋さんでした。いっぱしの職人さんたち

も彼らにかかると形無しですね。

大型台風来襲ということで、天候的にはこれ

までで一番のピンチでしたが、それでも138名

の大入り満員となりました。本当に感謝の念に

たえません。ご来場いただいたお客様、どうも

ありがとうございました。

中入り後は本日のスペシャルゲスト。「奄美の

島唄」で唄と三線(さんしん)を披露してくれた

里ありすさん。司会の潮吹亭くじらさんとのやり

とりも楽しかったです。プログラム掲載のくじら

さんのコラムは、「くじらのひとりごと」

bU2にアップしています。

ありすさんは奄美大島の小学5年生ですが、

奄美の島唄のコンクールで第1位の実力の持

ち主です。実にかわいいお嬢さんですが、三線

演奏と唄は本格派です。この日は、「朝花節」

「くるだんど節」「心配(しわ)じゃ節」の3曲を披

露してくれました。

5席目の落語は文々亭小輔さん。ネタは十八

番の「いらち俥」です。この日は、実を言うと

小輔さんは欠席者の代演でした。結構そうい

う代演の機会が多い小輔さん。ということは、

それだけ持ちネタが豊富で頼りになる存在だ

ということでしょうね。

交通機関の発達している現代、どこに行くに

しても超スピード化していますが、昔は人力車

でも重要な交通機関でした。自動車のエンジン

にいろいろな特長があるように、人力車のエン

ジンである俥夫にもいろいろな人がいて大変

なようです。

演奏と唄が終わってほっとするありすさんを

囲んで記念撮影です。ところで、右端は当会

岡山支店の讃岐家かずのこさん・・・!?

本日のトリは寿亭司之助さん。マクラを話して

いる最中に楽屋から何やら白い紙が・・・。会

場は一体何が起こったのかと静まりかえりまし

た。そこで司之助さん、「落語の途中ですが、

ニュース速報をお伝えします・・・」と気になる

台風情報の速報。会場は一転大笑いでした。

今日のネタは「てれすこ」。訳のわからない題

名ですが、内容は長崎代官所でのお裁きもの

です。見たこともない珍魚が獲れたので、代官

所が「この珍魚の名を知っている者に十両の

褒美をつかわす・・・」と高札を立てたところ、

仁助という漁師が名乗りをあげます。

ところが、仁助が口にした名前は「てれすこ」。

そんな名前がある訳ない。お代官をはじめ他

の役人連中も仁助の悪知恵にしてやられたと

気づきますが、約束なので十両を与えます。

その後、代官所の連中は一計を案じて、仁助

に対して反撃を開始します。

おかげさまで台風は駅前寄席に間に合わず、

無事にお開きとなりました。そして、当会事務

局の居酒屋吟醸酒蔵みゅ〜じあむで打ち上

げです。今日の駅前寄席は、最初から最後ま

で盛り上がったいい寄席だったともっぱらの

評判でした。

 

 噺の会じゅげむ定期公演 Vol.129

  第27回 高槻市民寄席  

と  き  平成16年9月19日 午後2時開演

ところ 高槻市立生涯学習センター 1階展示ホール」

共 催 高槻市文化振興事業団・生涯学習センター/噺の会じゅげむ

        

会場設営後、ゲスト出演のバックヤードさんが

リハーサル中です。番組の途中で高座を一旦

撤去して人形振り浄瑠璃を演じていただき、

その後すぐに高座を組み直してトリの一席に

なりますので、うちのスタッフも本番どおりに

段取りを練習しました。

メンバーのひと言で、今回は受付の場所と

入口を変更してみました。これまでは奥まった

方のドアの前で受付をしていましたが、今日

の場所の方がずっとわかりやすくなりました。

さっそく常連のお客さんがご来場です。

今日のトップバッターは、阿遊亭弘遊さん。

ネタは「浮世根問」です。弘遊さん、根問もの

がお得意なような感じですね。そういえば、

キャラクターも物知りの甚兵衛さんといった

感じで、雰囲気がよく出ています。

タイトルどおり、事となりを次々と尋ねる根問

ものですが、物知りの甚兵衛さんも初めのう

ちは怪しげな説明でのらりくらりと質問をかわ

していましたが、「鶴亀」の話から「極楽はどこ

にあるのか?」といった無理難題をふっかけら

れて往生します。

二番手は仁六家拾八さん。演目は「看板のピ

ン」です。『呑む・打つ・買う』は、男の道楽なん

てことを言いますが、この噺はサイコロ賭博が

テーマです。当の拾八さん、賭け事はやりませ

んが、特集コーナーの「18の扉」にあるように

実に多趣味なお方です。

昔、よく流行っていたというサイコロ1個でや

る博打の「チョボイチ」で、いかさまの手口を

覚えたこの男。一度やってみようと賭場に出

向きますが、素人にそんな高度なテクニック

が使えるはずがありません。同じようにやって

みましたが、もちろん、大失敗に終わります。

当会専属のお茶子さんの天乃小てるさん。

高座の進行係と受付をやらねばなりません

ので、いつも高座と受付を走り回っています。

特に、ここの会場の場合は、高座から受付

までの距離が長く、大きなドアも3枚あるので、

結構、往復するのも大変です。

 

三番手は喜怒家哀楽さん。ネタは「青菜」で

す。今回は久々の登場のせいか、いつも以上

に迫力のある高座で、お客さんをグイグイと

噺の中に引っ張り込んでいきます。そして、

いろんな仕草の場面では、客席からどっと

拍手がわき起こりました。

美味しいお酒と料理をごちそうになった植木

屋さん。旦那さんの奥さんの立ち居振る舞い

にいたく感動し、家に帰って自分の女房に同

じことを強要します。いやいやながらも言う事

を聞くおかみさんですが、しまいにはハチャ

メチャになってしまいました。

中トリはゲストで講談の太閤堂新玄さんです。

前々回にゲスト出演していただいた講談道場

の太閤堂海州さんと同門で、旭堂南鱗師匠の

指導のもと、実に趣のある講談を披露してい

ただきました。

演題は「那須余一扇の的」。今から約700年

ほど前、屋島の合戦など源義経が大活躍した

『源平合戦』での有名な逸話です。12人兄弟

の11番目で余り者の余一でしたが、17才な

がら、平家の舟のへさきに立てた扇の的を

見事に射落とし敵味方から賞賛されました。

今年最後の高槻市民寄席。おかげさまを持ち

まして、188名のお客さんにご来場いただき

この日も大入満員となりました。本当にありが

とうございます。次回の高槻市民寄席は来年

1月23日の予定です。【今年の10月・11月・

12月は、グリーンプラザ駅前寄席です!!】

最近では子供さんの姿もチラホラ見えるように

なってきました。大人への無理矢理のお付き

合いというのではなく、豊かな感性でもって

子供は子供なりに落語を楽しんでくれている

ようです。(子供さんの大きな笑い声が楽屋

にも聞こえていました)

中入り後は、演劇・寄席などで活躍されてい

「フラワー劇場」さんから人形振り浄瑠璃の

バックヤードさんの登場です。人間が人形の

動きをするというユニークなお芝居で、演題は

お馴染み「曾根崎心中」です。でも、進むにつ

れてストーリーがなんだか違う方向に…。

悲劇が一転思わぬ結末に進みます。実は、

これが「曾根崎心中」の真相だった…!?

人形役と人形遣い役の息もピッタリ。本格的

な浄瑠璃の語りと相まって思わず芝居に引き

込まれました。他にもレパートリーがあるとの

ことで、是非ともまた観たいものです。

本日の大トリは潮吹亭くじらさんです。演目は

相撲ネタの「花筏」でした。筋もなかなかよく出

来ており、結構、力の入る大ネタなんですね。

当日のプログラムに好評連載中のくじらさん

のコラムは、「くじらのひとりごと」

bU3にアップしています。

病気の大関・花筏にそっくりやというだけで、

替え玉に仕立て上げられた提灯屋の徳さん。

高砂へ地方巡業にやってきました。格好だけ

で相撲は取らないという約束でしたが、身から

出たサビという奴で、千秋楽の結びの一番で

地元の強豪・千鳥ヶ浜と取り組むハメに…。

逃げだそうとするニセ花筏の徳さんですが、

妙案を授けられ、とりあえず、土俵に上がる

ことになりました。一方、対戦相手の千鳥ヶ浜

は、父親から花筏との一戦は命がけなので

やめるように諭されます。ところが、最後に

土俵の上で大どんでん返しが待っていました。

今日の定例会も無事お開きとなり、当会事務

局の吟醸酒蔵みゅ〜じあむで打ち上げです。

ゲストやスタッフで総勢22名の大所帯(お店

貸し切り状態!?)。店内では撮影不能なた

め、店外での記念撮影となりました。賑やか

で楽しいひとときを過ごせました。(^_^)v

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