過去の活動報告 No.32
第91回 グリーンプラザ 駅前寄席
と き 平成16年6月20日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール
主 催 グリーンプラザたかつき1号館
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会場設営完了! 実は会場内の椅子だけで は足りないので、あちらこちらの階から椅子を 寄せ集めています。この作業も結構たいへん なんですが、さすがにメンバーも手慣れたもの で、早く作業が終わるようになりました。高座 ではくじらさんが「只今、マイクのテスト中…」 |
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開演時間の15分前。常連の飛び入り出演の ミルキー駿二さんです。この日は、いつもの 漫談とはうって変わって、講談「竹の水仙」の 一席。でも、随所にくすぐりが入ってお客さん を和ますところはさすがです。 |
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その間も受付は大忙しです。大型の台風が 接近しており、前日は大雨でした。この日は 雨は上がっているものの、台風情報からは 目が離せない状況です。「大丈夫やろか」と 案じていましたが、続々とお客さんが詰めか けていただきました。 |
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本日のトップバッターは、先月の 席で見事にトリの大役を果たした文々亭小輔 さんです。当会では、トリの次の高座はだいた い前座を勤めることになっています! |
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今日の小輔さんの演目は、上方落語の定番 中の定番、毎度お馴染みの「つる」の一席で す。バイクのツーリングが趣味という小輔さん ですが、さすがに乗りに乗った高座で、いき なり会場を沸かせてくれました。 |
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鶴がなぜ鶴と言われるようになったのか? 根問い物の代表選手です。実はその根拠を 知らない甚兵衛さんが、困ったあげく知った かぶりのウソを喜六に教えたために、それを 真に受けて騒ぎ(と言ってもかわいいもので すが)になります。実に楽しい噺ですな。 |
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二番手は、寿亭司之助さん。今度はちょっと 珍しいネタの「茗荷宿」です。最近よく忘れ物 をする司之助さんですが、この日は忘れ物を しないように1週間前から準備万端で臨んだ 高座です。ところが、落語の稽古をするのを すっかり忘れていた・・・!? |
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最近流行らなくなってしまった大阪の老舗の 宿「茗荷屋」を舞台にした落語です。なじみの 客の金飛脚(かねびきゃく)から預かった百両 を何とか手に入れようとする宿の夫婦の悪戦 苦闘ぶりがおもしろいんですが、その作戦と いうのは・・・。 |
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今回も大奮闘のお茶子さんの天乃小てるさん です。この間は、当会岡山支店の「ふれあい 寄席」にも参加してきました。うちのメンバー も最近は八面六臂の活躍ぶりです。 |
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三番手は潮吹亭くじらさんです。演題は十八 番の「猫」。枝雀師匠口演の創作落語なんで すが、この日の「猫」は今話題のプロ野球の 合併問題に悩む猫の登場です。旬の話題を 取り込むのが得意なくじらさん。面目躍如と いったところでした。 |
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急に人間の言葉をしゃべり出した!? 飼い 猫の五郎ちゃんですが、実のところは・・・。 なんともシュールなサゲになっています。当日 のプログラムに好評連載中のくじらさんのコラ ムは、「くじらのひとりごと」のbU0を ご覧ください。 |
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そして中トリを勤めるのは、本日のゲスト出演 者の竹馬亭志ん友さんです。当寄席では、小 倉出張所に転勤になった山椒家小粒さん以来 の東京落語です。演題は「野ざらし」の一席。 上方落語ではそのまんま「骨つり」てなお題で 演られてます。 |
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江戸落語ってやっぱり粋です。風流な川釣り の雰囲気が何とも言えない噺ですね。志ん友 さん、さすがにベテランらしくテンポもいいです し、くすぐりのツボもきっちり押さえてはります。 また、近いうちに第2弾を聴かせていただきた いものです。 |
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台風接近中にもかかわらず、今回も118名 のお客様にご来場いただきました。ほんとうに ありがとうございます。 |
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中入り後は阿遊亭弘遊さん。演目はネタおろし の「半分垢」です。タイトルだけ聞くと一体全体 なんのこっちゃといった感じですが、相撲取り の家庭を描いた噺なんです。弘遊さん、「千早 ふる」・「うるし山(大安売り)」に続いて三席連 続で相撲ネタ。かなりお好きなようです。 |
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自分の夫である関取が久々に家に戻って来て 女房は嬉しさのあまり、ついつい自慢をしてし まうのですが、それが少々大げさ過ぎたため たしなめられてしまいます。ところが、今度は 極端に正反対になってしまうんです。この女房 殿、単純というか実に素直なんですね。 |
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本日のトリは、洋酒家巧駆さんです。演題は、 「千両みかん」の一席。前回の駅前寄席では トリで喜怒家哀楽さんが「みかん屋」を演った ので、2回連続で「みかん」つながりになりまし た! |
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夏の暑い最中に、冬の果物「みかん」が食べ たいと思い詰め病気になって寝込んでしまう 若旦那です。ここまで来るとわがままも滑稽 なんですが、親の旦那や番頭さんは、必死に なって、この季節にあるはずのない「みかん」 を探し求めます。 |
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このネタ、結構大ネタで難しいと思います。昔 は果物といえばそれぞれの季節限定の食べ 物でしたが、今では一年中食べられるので、 少々演りにくい噺でもあります。でも、巧駆さ んの熱演ぶりにお客さんもその時代に完全に タイムスリップ。のめり込んでいましたね。 |
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今日も無事にお開きとなり、いつもの居酒屋で 当会事務局の吟醸酒蔵みゅ〜じあむで打ち 上げです。今回のゲスト出演の志ん友さん、そ して、8月に出演予定の花乃家めぞんさん(右 から二人目)らを交えて大いに盛り上がりまし た。 |
噺の会じゅげむ定期公演 Vol.127
第26回 高槻市民寄席
と き 平成16年7月18日 午後2時開演
ところ
共 催 高槻市文化振興事業団・生涯学習センター/噺の会じゅげむ
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今回は少々人手が足りなかったんですが、 生涯学習センターの方々や次回駅前寄席に 出演予定の花乃家めぞんさんにお手伝いい ただき、スムーズに会場設営ができました。 高座の拾八さんは牢名主!? ではなく、 ライトの当たり具合のチェックをしてます。 |
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会場設営終了後。 今日のゲスト出演の手話コーラス「ミュージカ ル・ハッピー」さんのリハーサル風景です。 |
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受付は本日のトリを勤める仁六家拾八さん と先月のゲスト竹馬亭志ん友さんが担当して くれました。今日のもう一方のゲスト出演者 フラワー亭繁盛さん(居酒屋のマスター)のス タッフからいただいた差し入れのお酒に大喜 びの拾八さんです。 |
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今回の高槻市民寄席の活動報告も出番直 前の模様をお伝えします! トップは寿亭司之助さん。実に気合い十分な 感じですな。でも、気合いが入りすぎたのか、 今日の高座は空回り!? 冷や汗の連続だ ったようです・・・。 |
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開口一番のネタは「桃太郎」です。昔の子供 と今の子供の比較になっています。子供の意 識も変化していますが、親子関係もずいぶん と変わってきたようです。知識の豊富さでは 情報社会で育ってきた子供に軍配が・・・。 お父さんも頑張らねばなりませんよ!! |
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当会専属のお茶子さんの天乃小てるさん です。今回、見台を使うのはトップの司之助 さんだけでしたので、少し余裕のお茶子さん でした。来月の駅前寄席では、姪のありす ちゃんが民謡を披露してくれる予定になって います。乞うご期待! |
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二番バッターの潮吹亭くじらさんの出番直前 です。ネタを繰っているのか、精神集中をし ているのでしょうか? 当日のプログラムに好評連載中のくじらさん のコラムは、「くじらのひとりごと」の bU1です。 |
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今日のくじらさんの演目は「京の茶漬」です。 京都の風習と言われている、お客が帰りかけ た時に言う「ちょっと茶漬でも・・・」の愛想言葉 を巡っての攻防!? です。ある男がどうして もこの茶漬を食べてやろうと、京都の知人宅 に押しかけてあの手この手を考えます。 |
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三番手は文々亭小輔さん。今日はお得意の ネタなのか、出番前は余裕な感じですね。 また、今日の小輔さんの演題「お玉牛」は 番組の中で唯一、ハメ(効果音)が入ります。 そして、ちょっとエッチないわゆる艶笑落語 でもあります。 |
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近所でも評判の小町娘のお玉を、若い男連 中は何とかものにしようと虎視眈々を狙って います。無理矢理お玉に「うん」と言わせて、 夜にお玉のところに忍んで行くのですが、そ の布団の中には、何と牛が寝かされていて 大騒ぎになってしまいます。 |
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中トリはゲストのフラワー亭繁盛さんです。 出番前も礼儀正しく端正にされていますが、 ちょっと前までも、ストレッチ体操から発声 練習まできっちりとされていました。私たち も見習わねばならないですね。 |
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繁盛さんの今日のネタは「次の御用日」。お 裁き物のひとつなんですが、サゲに至るまで の展開は実に奇想天外な噺です。余りにも 馬鹿馬鹿しいサゲなんですが、のどにはかな り悪そうです。でも、そこのところは手抜きで きません。繁盛さんも迫真の演技でした。 |
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さすがに日頃トレーニングをされているから かエエ声してはります。噺のテンポもあって、 それぞれが相まってすごい迫力でした。繁盛 さんのお店「フラワー亭」では、演劇や落語会 などのイベントも活発にされています。 ●詳しくは「フラワー劇場」さんのサイトをご覧ください。 |
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本日は猛暑の中(途中、どしゃ降りの雨も降 りましたが)、173名のお客さんにご来場い ただき、大入満員となりました。いつもいつも ほんとうに有難うございます。 |
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中入り後は、手話コーラス「ミュージカル・ハッ ピー」さんの登場です。通常の舞台袖からの 登場ではなく、人数が多いので会場の後ろか ら入ってもらうことにしました。写真は出番直 前、整列したところです。初めての人前での 発表ということで、ちょっと緊張気味!? |
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「ミュージカル・ハッピー」さんは、当会場の 生涯学習センターの講座「手話で歌おう」の 生徒さんです。 |
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曲目は、トトロの挿入歌の「散歩」・「未来へ」・ 「花」の三曲でしたが、♪「泣きなさ〜 い、笑い〜なさい・・・」の「花」では 手話講座もあり、会場のお客さんも一緒 になって手話コーラスを楽しみました。 |
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「ミュージカル・ハッピー」のリーダーは、この 講座の先生でもある山本智子さん。山本さん は、日本で唯一の手話ロックボーカリストで す。 ●山本智子さんのHPはこちら。 |
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さて、本日のトリは仁六家拾八さん。高座に 上がるのが楽しくて楽しくて仕方がないという 拾八さんの出番直前の様子です。コーラスを 聴きながらリラックスしているようです。 |
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今日の演題は、人情噺の「子はかすがい」で す。もともとは江戸落語だそうで、「子別れ」 とも言います。拾八さんはこういった親子の 情愛や夫婦の機微に触れるような人情噺が お好きなようで、自分の経験もあるのか、ほ のぼのとした雰囲気を醸し出してくれます。 |
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故あって別居中の夫婦が、実のところは復縁 したがっているということを子供は子供ながら に悟っていました。その子供の導きで、夫婦 が再会するのですが、その時の他人行儀な ぎこちなさが楽しい噺になっています。 |
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フラワー亭繁盛さんとフラワー劇場スタッフの 方、そして、志ん友さん、めぞんさんを交えて の打ち上げです。場所はいつものとおり、当会 事務局の吟醸酒蔵みゅ〜じあむです。おか げさまで色々な方との交流もドンドン広がって いるようです。 |