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噺の会じゅげむ定期公演 VOL.100
第77回 グリーンプラザ 駅前寄席
と き 平成14年4月21日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール
主 催 グリーンプラザたかつき1号館
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なんやかんやといいながらも、おかげさまで 当会定期公演がついに100回目になりまし た。今回は100回記念公演と銘打っての大 興行です。ご覧のように受付には各界から みごとなお花などのご厚志が多数寄せられ ました。まことにありがとうございます。 |
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仕事の都合で開演ぎりぎりに汗をかきかき 会場に駆け込んだ寿亭司之助さん。今日は 会を代表しての記念口上です。今回は下手 くそな私の文章より、ご来場いただいたHP 「松本留五郎の部屋」の伊藤さんからいただ いたコメントをご紹介させていただきます。 |
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『紅白の幕がぱっと下に落ちると黒紋付姿 の司之助さんが。じゅげむの歴史、会の 発足当時のしんどかった頃の思い出話な どもされて、「すみからすみまでずずず い〜〜っと」という定番の口上。格好い い!男前すぎっ!』 左の写真は掲示板でおなじみ「ご贔屓さん」からのご提供です。 |
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本日のトップバッターは、当会一番の若手? 阿遊亭弘遊さんの初舞台です。とはいっても 実は当会最年長なのです。ネタは「犬の目」。 それでは伊藤さんのコメントです。 『のみとカナヅチバージョン、はじめて聴 きました、珍しいですね。口調がなんと |
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いいますか、しっかりした”古典”落語 口調。あえて言いますと初代春団治のテ イスト? 初舞台じゃないでしょ? 戦争 前から落語家さんしてはるでしょ?・・・ と突っ込みたくなるようなすごくいい独 特の熟生した味でした。』 |
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二番手は喜怒家哀楽さんです。今日の授業 いや高座は、当会の活動が掲載された前日 の朝日新聞の朝刊の解説から入りました。 軽妙なギャグのジャブ攻撃で会場を大いに 沸かせます。演目は前宣伝では「お楽しみ」 でしたが、お得意の「子ほめ」になりました。 |
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伊藤さんのコメントです。 までたっぷり力いっぱい演じると大ネタ ですね。前から私がリクエストしてる 大ネタに挑戦される日も近いと確信しま した(笑)』・・・ということでしたが、リクエスト の大ネタって何でっしゃろ!? |
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三番手は、仁六家拾八さんの「有馬小便」。 伊藤さんのコメントです。『「このネタ聴いたこ とある人いますか?」と高座から尋ねられて 手はあげませんでしたが、・・・(略)・・・手を あげなくて正解だったかも。もはや別物でし た。(*^^*)←赤面しまくり。娘さんと竿のくだり |
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であんな場面があったとは知りませんでした。 バレネタ大好きの私、ウケまくってしまって、 場内で浮いてしまったかも。プロの落語家さ んの会ではあんなくだりは絶対聴けません。 そしてあそこまでやれる拾八さんの勇気は すばらしい!(家族もいるやろに)』 |
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本日のトリは、文々亭小輔さんです。演題は、 ネタおろしの大ネタの奉行噺「佐々木裁き」 でした。以下は伊藤さんからのコメントです。 『素晴らしい! ご自分の力を全部、いえそ れ以上のものが出はったんちゃいますか? このむつかしい台詞が満載の噺をご自分の |
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ものにしはって、途中、気合を入れなおして 後半のお裁きへ突入してからは、聴き入る お客さんと小輔さんのがっぷりよつの勝負の ようで、場内にぴんと緊張感がみなぎってま した。終わった瞬間には、まるでツーアウト 二死満塁のピンチを直球ストライクで打者を |
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三振にうちとってゲームセット!というような 爽やかな感動を味わいました。(相撲か野球 かどっちやねん)』 と絶賛をいただきました。 やったね、小輔さん。 (^_^)/~ それにしても、 最近の小輔さんはかなり気合いが入ってる ようです。私もちょっとは見習わねば!! |
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超々々・大入り満員! 過去最高だった前回 の155名、前々回の二部構成の179名をも 大きく上回る198名のお客様にご来場いただ きました。いつもより椅子を30脚追加した上、 吟醸酒蔵みゅ〜じあむ店内の椅子まで動員 しましたが、「焼け石に水」状態でした (^^;) |
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中入りの間に急いで高座を撤収して、中入り 後は「噺の会じゅげむ」定期公演100回記念 のために当会メンバーが総出演で大喜利に 挑戦してみました。司会は恐怖の制裁用の ハンマーを手に持っている潮吹亭くじら さんです。さあ、どうなりますやら… |
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今回の大喜利はメンバーも増えたので、 「哀楽チーム(写真上:左から哀楽さん・ 小粒さん・かずのこさん・弘遊さん)」 と「司之助チーム(写真下:右から司之 助さん・小輔さん・めじろさん・拾八さ ん)に分けて、対抗戦にしてみました。 |
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それから、今日もお茶子さんで大活躍の みちのく小雪さんにも大喜利をお手伝い いただきました。左の写真は小雪さんに インタビューする司会のくじらさんです。 各メンバーのプロフィールは、当HPの 「メンバー紹介」コーナーにあります。 |
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計算の上なのか、はたまた天然ボケなの か珍回答が次々と飛び出し、会場は爆笑 の渦に巻き込まれました。でも、くじら さんの愛のムチのハンマーが情け容赦な く!? 飛び交います。メンバーもこの 大喜利を結構楽しんでいたようですな。 |
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番組の終了後、当会の代表で一番古株の 司之助さんをこれまでの労をねぎらう意 味で表彰状と記念品をメンバーから授与 しました。これは本人には内緒だったの で司之助さんも感激! 司之助さん曰く 「これまで生きてきた中で一番嬉しい!」 |
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噺の会じゅげむ総勢11人が勢揃いです。 合縁奇縁というのか本当にいいメンバー が集まったものです。そのうえ、地元の いろいろな方々にご協力いただき、現在 の当会が存在しているのでしょう。本当 に本当にありがとうございます。m(_ _)m |
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さて、当会でのもう一つのお楽しみ、恒 例の打上げ。場所はもちろん当会の事務 局兼楽屋の吟醸酒蔵みゅ〜じあむです。 今日はメンバーが勢揃いで乾杯できました。 記念公演を無事に終えたためか、いつも 以上に盛り上がっていたような感じです。 |
噺の会じゅげむ定期公演 VOL.101
第14回 高槻市民寄席
と き 平成14年5月19日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 高槻市総合市民交流センター 5階視聴覚室
共 催 (財)高槻市文化振興事業団
青少年センター /噺の会 じゅげむ
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会場も準備万端。開演前の一時、マイクテスト もそこそこに、静かな舞台で潮吹亭くじらさん が、今日のネタを稽古しています。そでで聴い てると何と一席まるまるネタ繰りしてました。 とにかく、このところの最近のくじらさんは気合 いがすごく入ってる感じです。 |
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会場入口に立てる看板を皆で、あーでもない、 こーでもないと意見を出し合って作ってるとこ ろです。今日は出番のない文々亭小輔さんも 積極的に動いて手伝ってくれました。そして、 今回は開演前と中入りの間を利用してくじらさ んの 特別企画!? もありました。 |
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いよいよ開場です。今日も早くから大勢の お客さんにご来場いただきました(開場前 から待っていただいてました)。ご覧のと おり、受付も大忙しです。前半の受付担当 は、中入り後に高座に上がる阿遊亭弘遊さ んと喜怒家哀楽さんです。 |
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今日のトップバッターは、この2か月高座をお 休みした寿亭司之助さん。演目は開口一番で 「たけのこ」です。短い噺ながら侍の出てくる噺 です。マクラでは、今日取材に来ていただいた 高槻のケーブルテレビネットワークのヨイショも きっちり忘れませんでした。 |
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二番手は二回目の高座になる山椒家小粒さ んです。今日のネタは艶笑噺の「短命」です。 相変わらず歯切れのいい江戸っ子スタイルな ので、上方落語の「短命」とは違い小粋です。 小粒さんの高座も、まさに「粋」が着物を着て 座っているといった感じでした。 |
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高座と高座の合間の段取りをするお茶子役 のみちのく小雪さんも、完全に板に付いて きました。テキパキと仕事をこなしていた だき、演者の交代もスムーズに行えます。 そのうち昔ながらに「おせんにキャラメル」 でも、客席で売ってもらおかしらん・・・ |
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三番手は岡山在住の吉備家めじろさん。演題 は、ネタおろしの「月並丁稚」です。使いの口上 を忘れてしまった丁稚さんがお尻をつねっても らってやっと思い出します。めじろさんは同じ 岡山在住の讃岐家かずのこさんと、この秋か ら岡山で定例の寄席を旗揚げする予定です。 |
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今日の中トリは、潮吹亭くじらさんです。 こちらもネタおろしの「天災」です。当会 の座付き作家でもあるくじらさん、本領発 揮で噺の随所に新しいギャグを盛り込み、 サゲもオリジナルで会場の落語通のみなら ず、楽屋の連中も楽しませてくれました。 |
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午前中は本降りの雨で足元が悪くなってい るにもかかわらず、当会場では過去最高の 106名のお客さんにご来場いただきまし た。高槻市民寄席では正月公演以外は案内 状等を送っていないんですが、この寄席も 高槻市民の間で定着してきたようです。 |
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中入り後は、こちらも先月に続き2回目の高座 となる阿遊亭弘遊さん。演目は、ネタおろしの 「つる」です。堂々とした高座姿と声に評判は 上々でした。上方では毎度おなじみの鶴の名 前の由来を尋ねる噺ですが、何べん聴いても おもろいネタですな。 |
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さて、本日の大トリはお待ちかね喜怒家哀楽 さんです。今やこの人のファン層は、東は大 阪の茨木市から西はヨーロッパのドイツまで 幅広い!? ようです(哀楽さん曰く:南北は 無いんかいな!)。演題は、これもネタおろし の「壺算」の一席でした。 |
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哀楽さんの高座は、いつもスタートからいきな りエンジン全開といった感じですが、そのまま の勢いでお客さんを最後まで引っ張って行き ます。その体力と精神の集中力はすごい! 一挙一動に会場全体にうねるような笑いが 起こりました。 |
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第101回の定期公演も無事お開きとなり、 お客さんをお見送りするメンバーたちです。お 客さんも口々に「楽しかった」等々とありがたい 声を掛けてくださいます。中には、「小輔さん、 今日は出ぇへんかったねぇ」などと残念がる方 もおられました。 |
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ということで、今日も 吟醸酒蔵みゅ〜じあむ で打上げです。いつもよりちょっと人数が 少ないですが、みんな満足げな表情してま すな。プログラムに好評連載中のくじらさんの コラムは、「くじらのひとりごと」のbR5 です。ところで、テーブルの奥にあるのは!? |
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当HPの掲示板で話題になった「たこ焼き」器 やないですか! みゅーじあむの館長が、自 慢の「たこ焼き」を用意してくれました。みんな 昔を思い出して実に楽しそうなこと。ちなみに 哀楽さんは「鍋奉行」ならぬ「たこ焼き奉行」で あることが発覚しました・・・ (^o^) |