過去の活動報告ファイル No.16
と き 平成13年10月14日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール
主 催 グリーンプラザたかつき1号館
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今回は、仁六家拾八さんの申し出で、新しい 趣向にチャレンジです。開演前のまだお客さ んがまばらな時に高座へ上がって、稽古風 景を見てもらいました。 |
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「東の旅」の発端の所を張り扇と小拍子木で ガチャガチャ叩きながら賑やかに客寄せを やります。時々、解説を交えながらの一席 にお客さんも興味を持って、落語に関する 質問とかがあったり、始終なごやかな雰囲 気でした。 |
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受付担当は今日の後半の出番になっている 喜怒家哀楽さんと文々亭小輔さんです。 今回も早い時間から大勢の方にお越しい ただき、予定を繰り上げての開場となりま した。 |
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さて、本日のトップバッターは寿亭司之助さ んです。最近お気に入りのピンクの衣装で 登場。演目は、拾八さんの旅ネタを受けて ちょっと珍しい「茗荷(みょうが)宿」の一席 でした。司之助さん、このところ人の余り演 らないネタに凝っているようですな。 |
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茗荷を食べると物忘れをするという言い伝え を頼りに、左前になった老舗旅館「茗荷屋」 の夫婦が茗荷づくめの御飯をこしらえて、 金儲けをしようと試みますが、この苦肉の 策が裏目に・・・。 |
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二番手は、今回二回目の高座になる岡山の 讃岐家かずのこさん。出身の讃岐にちなん で「金比羅」の出囃子で登場です。今日の ネタは何と当寄席が始まって以来初めての オリジナル創作落語でした。 |
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最近流行の訪問販売をテーマに歌謡曲ネタ のオンパレードで古典落語にない新しい笑い を提供してくれました。こういったかずのこさ んのキャラクターを生かした創作落語、次が 楽しみです。 |
今日は自ら志願して前説を演った当会最年 長の拾八さん。高座の段取りをするお茶子 役もやっていただきました。 御本人曰く、「初心にかえってみるのも大事 やねぇ」・・・・・いや、ご立派です。 |
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中トリは潮吹亭くじらさん。演題は商売もの テーマになっていますが、そのトリックは、
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毎回、当会寄席のプログラムに好評連載中 「くじらのひとりごと」No.29に掲載 されています。 |
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皆様のおかげさまを持ちまして今回の第73 回グリーンプラザ駅前寄席も131名のお客 様にご来場いただき、大入り満員でした。 立ち見で長時間お付き合いくださった方々 どうもすみません。 本当にありがとうございました。 |
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中入り後は、文々亭小輔さんの得意ネタ、 「田楽喰い」です。お酒好きの若い連中が いろいろと趣向を凝らして、和気あいあい と酒盛りをやります。 |
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「ん」のつく言葉を言えば、その数だけ田楽 が食べられるということで、みんな一所懸命 に考えて、1本でも多く食べてやろうと努力 します。今回の小輔さんのサゲは、いつもの オリジナルではなく、オーソドックスなサゲで した。 |
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本日の大トリは、今や当寄席の看板となり つつある喜怒家哀楽さんです。今回もネタ おろしとなる「八五郎坊主」の一席でした。 |
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高い高いをしているのではありません。お坊 さんが衣をたくし上げながら奥から出て来た ところです。 |
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ひょんなことから、お坊さんになることになっ た八五郎さん。仏の道のイロハも知らずに 破天荒な振る舞い三昧で、自分の新しい名 前を忘れてしまい、それを思い出すのに大 騒ぎになってしまいます。 |
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寄席も無事お開きになり、片づけも終わ った後は、当会の事務局兼楽屋でもある 吟醸酒蔵みゅ〜じあむで打上げです。 まずはビールで乾杯。そして、お勧め の地酒で落語談義に花を咲かせます。 |
第11回 高槻市民寄席
と き 平成13年11月11日 午後2時開演
ところ JR高槻駅前 高槻市総合市民交流センター 5階視聴覚室
共 催 (財)高槻市文化振興事業団
青少年センター /噺の会 じゅげむ
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会場設営終了後の空いた時間に、マイクテス トを兼ねて黙々とネタ繰りをする潮吹亭くじら さん。この日は本業の仕事の都合でメンバー の中の3人が欠席となり、出演者5名だけで スタッフとしての仕事もこなすという大忙しの 一日でした。 |
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この日も開場時間よりかなり早めにお客さん が次々とお越しになられたので、開場時間を 繰り上げました。今日の受付担当は、中入り 後に出演予定の文々亭小輔さんと吉備家め じろさんです。また、今日の高槻市民寄席は NHKテレビからの取材がありました。 |
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今日の一番手は、潮吹亭くじらさん。演目 はお得意の旅ネタ「煮売屋」です。マクラ では先月の仁六家拾八さんに引き続いて、 「東の旅」の発端の叩きを披露。プログラム に好評連載中のくじらさんのコラムは、特集 の「くじらのひとりごと」のbR0です。 |
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二番手は岡山の讃岐家かずのこさん。演目 は少し珍しい「鏡屋女房」です。大阪にあ る普通の鏡屋さんに美人がいるというだけ で伊勢参りの観光コースになってしまうと いう古き良き時代の旅のほのぼのとした雰 囲気の噺ですね。 |
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中トリは寿亭司之助さん。演目は泥棒が登場 する「花色木綿」です。商売を失敗する噺は、 お客さんの中にその仕事をやってる人が本当 におられたりして気を使いますが、泥棒の噺 は仕事のことをぼろくそに言っても、叱られる ことがないので安心して演れます。 |
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今日も会場がほぼ満杯になる70名の方に お越しいただき笑っていただきました。 次回(1月27日)は、8階イベントホールにて 「第4回学習成果発表会」を大々的に開催す る予定です。是非ともお誘い合わせのうえご 来場いただきますようお願申し上げます。 |
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中入り後は、岡山の吉備家めじろさん。演 題は「つる」の一席でした。日本の名鳥で ある「つる」という鳥は、何故「つる」と いう名前になったのかという素朴な疑問を 誰にでもわかりやすく(?)解説してくれ る落語です。 |
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舞台から下りてきためじろさんにインタビ ューするNHKのスタッフさん。放送予定 は、11月20日(火)の午後6時10分 からの「ニュースかんさい発」の「情報交 差点」のコーナーです。放送エリア内の方、 是非ともご覧ください。 |
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本日のトリは、当会で随一の若手のホープ の文々亭小輔さんです。演題は、ネタおろ しの「茶の湯」の一席でした。茶道のお作 法って知ってるようでわりと難しいもので す。知ったかぶりをしてしまうとどえらい 目にあってしまいます。 |
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表千家? 裏千家? なにやら怪しげなお 作法が次々と登場しだすと、わびさびの世 界のはずの茶の湯の席が一転とんでもない 修羅場と化してしまいます。小輔さん演じ る滑稽な茶の湯の風景に会場も爆笑の渦に 包まれました。 |
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あわただしかった本日の公演も無事にお開 きとなり、当会の事務局でもある居酒屋の 吟醸酒蔵みゅ〜じあむで打上げです。この 乾杯の瞬間がたまりませんな。手前はわざ わざ富田林市から当寄席を見に来ていただ いた藤本さん御夫妻です。 |