過去の活動ファイル No.13 

   

第70回 グリーンプラザ駅前寄席  

 

第8回 高槻市民寄席 

 

 

 

 第70回 駅前寄席

と き  平成13年4月8日 午後2時開演

ところ JR高槻駅前 グリーンプラザたかつき1号館 4階 多目的ホール

主 催 グリーンプラザたかつき1号館

協 賛 グリーンプラザたかつき1号館 5階飲食店街

 来月の第8回高槻市民寄席でデビュー

 する岡山県在住の吉備家めじろさんが

 開演前にマイクテストを兼ねた口慣らし

 をやりました。

 演目は「つる」ですが、それを持ちネタ

 にしている潮吹亭くじらさんがアドバイ

 スしているところです。

 いつも開演30分前に開場するのです

 が、この日は40分くらい前にお客さん

 が続々とお越しになり、早めに受付を

 始めました。

 忙しそうに受付の仕事をこなす仁六家

 拾八さんと文々亭小輔さんの泉州コン

 ビです。

 

 今日のトップバッターは、前回の高槻

 市民寄席でトリを務めた潮吹亭くじら

 さん。ネタおろしの「商売根問」です。

 「モーニングすずめ」や「ちゅんちゅく

 ブラザーズ」まで登場するくじらさんお

 得意の新しいギャグが次々と飛び出し、

 会場はいきなりの大爆笑でした。

 

 商売をしては失敗するというよくある

 パターンの古典落語ですが、新鮮な

 感覚で楽しめました。 

 公演当日のプログラムに好評連載中の

 くじらさんのコラムは、特集コーナーの

 「くじらのひとりごと」 のNo.23

 に収録しています。

 

 二番手は9か月連続でネタおろしに挑

 戦中の喜怒家哀楽さんです。今日の演

 目は、「桃太郎」の一席。

 おニューの着物で登場の哀楽さん。い

 つもながらの軽妙なギャグで快調なす

 べり出しです。毎回確実に哀楽ファンを

 増やしつつあるようですな。

 

 「この噺は、簡単なようで、思てたより

 意外と難しいですわ」と哀楽さん。とは

 言うものの研究熱心で知られる哀楽さ

 んは、見事に生意気な子供とちょっと

 頼りない親を演じきりました。聴いて

 いたお客さんも噺にのめり込んでいた

 ようです。

 

 中取りは寿亭司之助さんです。暖かく

 なってきて桜満開のこの日のネタは、

 タイムリーな「貧乏花見」でした。

 食べる物も飲む物も着る物もままなら

 ぬ長屋の連中が、それでも花見をした

 いという一念で、貧乏な中を色々工夫

 して桜ノ宮まで花見に出掛けます。

 

 今年は忙しくて花見に行けなかったと

 いう司之助さん。花見の代わりに墓見

 に動物霊園に行ったところ、「笑福亭

 松鶴」の墓標を見つけてびっくり。六代

 目松鶴師匠は貧乏のあまり人間の墓

 に入れなかったのかとよく見ると「代々

 の飼い犬の墓」と書いてありました。

 

 おかげさまで、この日も120名のお客

 様に御来場いただき、大入り満員にな

 りました。

 好天に恵まれた行楽シーズンだったの

 で少々心配もありましたが、常連のお

 客さん以外に初回の方もたくさん来て

 いただき楽しんでいただいたようです。

 

 最近はお年寄りばかりでなく、若いお

 客さんの姿も目立つようになってきま

 した。メンバー一同、老若男女みなさ

 んに楽しんでもらえる寄席をめざして

 頑張っています。今回初めて来ていた

 だいたお客さんも、また、来てください

 ね。よろしくお願いしま〜す。

 

 中入り後は、文々亭小輔さん。彼も今

 回はネタおろしの「いらち俥」です。

 東京でも「反対俥」という演題でよく演

 じられるネタですね。

 病弱で梶棒も上がらない俥夫といらち

 で走り出したら止まらない俥夫との対

 比が実におかしい噺でした。

 

 日頃は物静かな小輔さんも高座に上

 がるとうって変わって雄弁になります。

 「ええーーーーーーーーーーーーい」

 ご覧のとおり、生きのいい俥夫を好演

 しました。この勢いやったらこの俥夫

 がひく人力車は世界一周くらいやりか

 ねませんな。

 

 今回のトリは当会最年長の仁六家拾

 八さんです。この日の演目はお得意の

 「看板の一(ピン)」でした。

 いかさま博打でご隠居に懲らしめられ

 た若い連中が、そのマネをして一儲け

 しようと企てますが、とんでもない事態

 になってしまいます。

 

 「目もうとなったし、耳も遠なったが、

 まだまだお前らみたいな・・・」

 昔はちょっと鳴らした博打うちやった

 ご隠居さん。演者によっていろいろと

 演じ方が違いますが、今回の拾八さん

 も仕草などでかなり人物描写にこだわ

 っていました。

 

 普段は「賭け事は大嫌いや」と宣言し

 ているたいへん真面目な? 拾八さん

 ですが、この真剣な表情はどこから見

 ても立派な博打うちのご隠居の風格で

 すな。

 でも、拾八さん。この日は花粉症でだ

 いぶんと苦しんでいたそうです。

 

 終演後は、バタバタと後片づけで汗

 をかいて、当会事務局兼楽屋の吟醸

 酒蔵「みゅ〜じあむ」でお定まりの

 打上げです。左から二人目は、哀楽

 さんがテレビの素人名人会の予選で

 知り合った岡山県の白川さんで、こ

 の方も今年中に出演の予定です。

  


第8回 高槻市民寄席

と き  平成13年5月13日 午後2時開演

ところ  JR高槻駅前 高槻市総合市民交流センター 5階視聴覚室

共 催  (財)高槻市文化振興事業団 青少年センター /噺の会 じゅげむ

 マイクテストを兼ねてこの日がデビュー

 の吉備家めじろさんが最後の口慣らしを

 やってます。

 くじらさんが付きっきりで最終チェック。

 「気楽に行きましょ」

 開演時間が迫り緊張の色を隠せない

 めじろさんの着付けを手伝う哀楽さん。

 

 まずは、今日出番のない寿亭司之助さ

 んが珍しく前説で登場。

 めじろさんの紹介と最近はまっている

 100均ショップの話題等で会場の雰

 囲気を和ませてからトップのめじろさ

 んにバトンタッチです。

 その間の受付は、今日の中トリの文々

 亭小輔さんと大トリの喜怒家哀楽さんが

 務めました。

 さて、今日のトップバッターで初舞台の

 吉備家めじろさん。演目は「つる」の一

 席です。周囲は結構心配してましたが、

 初舞台とは思えない落ち着いた高座で、

 最後まで無難にこなしました。

 二番手は潮吹亭くじらさん。お得意の

 「狸のさいころ」です。めじろさんの

 高座の時も横に付きっきり。今日は二

 席演じたようなものでした。当日のプ

 ログラムに連載中のくじらさんのコラム

 は、「くじらのひとりごと」 (特集コ

 ーナー)のNo.24に収録のしています。

 中トリは文々亭小輔さん。今日のネタ

 はお医者さんの噺の「代脈」です。

 写真は患者さんを触診しているところ

 ですが、それにしても昔のお医者さん

 というのは、かなりええ加減な人物も

 多かったようで、こんな医者にかかって

 しもうたらほんま災難ですな。

 今日も当会場としては大入りの70名

 の方に御来場いただきました。

 皆さん楽しんでくれてはるようですな。

 この笑顔のために「噺の会じゅげむ」

 は、これからも頑張りまっせ!

 

 知り合いのお葬式に参列してから会場

 に駆けつけてきて、何とか出番に間に

 合った仁六家拾八さん。

 着替え終わって楽屋でホッと一息。

 今日のネタは「三人上戸」です。

 「口の中が火事やーっ!」

 酔っぱらいが唐がらしまみれのうどん

 を食べて口から火を吹いているところ

 です。この噺は「親子酒」の前半部分

 を独立させたものですね。

 それにしても本当にこの日の拾八さん

 の酔っぱらいは迫力ありました。

 本日のトリは、毎回ネタおろしに挑戦

 中の喜怒家哀楽さんです。

 演目は人情噺の「厩火事」でした。

 唐の孔子の逸話をもとに、夫婦愛の機

 微にふれる、実によくできた噺です。

 半分は亭主を疑っていた年上の女房

 が、自分の体の心配をしてくれる亭主

 の優しい言葉に、相好を崩して喜んで

 いるところです。噺のクライマックス

 で、客席からも思わず喜びの拍手が沸

 き上がりました。

 公演終了後のミーティング風景です。

 「司之助さんが出えへん方が、番組が

 盛り上がるね」「おいおい、それはな

 いでしょ」てな話し合いをやってます。

 でも、落語の本質的なことが話題にの

 ぼると結構みんな真剣に意見を交わし

 てるようです。

 ミーティングの後は、当会の事務局で

 もあるグリーンプラザたかつき1号館

 の吟醸酒蔵みゅ〜じあむでお定まりの

 打上げです。

 一仕事終えて、年齢やキャリアを越え

 て、落語談義に花を咲かす、実に楽し

 いひとときです。

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