過去の活動報告 No.120




第302回

噺の会じゅげむ定期公演 

 第109回 高槻市民寄席  


と  き  令和元年5月19日(日) 午後2時開演

ところ 高槻市立生涯学習センター 1階 展示ホール


共 催 高槻市立生涯学習センター/噺の会じゅげむ


令和になって初めての定例会の「高槻市民

寄席」。天候は、曇り時々晴れといった感

じです。若葉の緑も目にしみるような季節に

なってきました。


会場の生涯学習センターです。開催場所を

こちらに移転してからもう16年にもなり

ます。これだけ続けさせていただいている

関係者の方々に改めて感謝です。


催し物の掲示板は、今回はうちのポスター

だけでした。


午前10時30分から会場設営が始まりま

す。椅子並べからウォールの移動、高座

の設置まで自分たちの力でやっていきま

す。



着々と会場が出来上がっていきます。


会場の前の受付も大事なところです。

今回は、出入口がいつもの場所と違うの

で、目立つように工夫してディスプレイし

ています。

  


後学のため、出演者の高座はビデオ撮影

しています。撮影機器も前回から新しくなり

ました。


出来上がった高座では、マイクテストが行

われています。これも微妙な調整が必要で

す。


寄席会場の完成です。


今回の活動報告も、例によって、

くじらいだー@さんのブログの「ミニ活動

報告」も引用させていただいています。

(以下の
青字
の部分です)


会場「高槻市立生涯学習センター」一階

展示ホールの2つの入り口のうちの一つ

(いつも受け付けで使用している方)が

ドア故障のため、使用不可になっていまし

た。これが、お客様の動線に影響が・・・。


開演の前説は、トップの潮吹亭くじらさんが

務めました。


開演時間の午後2時には、ほぼ満席です。

   


トップは、前説に引き続き潮吹亭くじらさ

ん。演目は、「猫」。小佐田定雄氏の作で、

故・桂枝雀師匠のSR(ショート落語)。

猫が突然にしゃべり出すという何とも摩訶

不思議な展開になっています。


猫と人間との間で繰り広げられる会話が、

何とも人間くさくて大いに笑える落語です。


「猫」はここのお客様にはもうおなじみの

ネタということもあって、ほぼ予想通りの

受け方でした。


二番手は、寿亭司之助さんです。本来は

高月亭太陽さんの出番でしたが、休演と

なり、その代演です。演目は、桂文珍師匠

の「老婆の休日」。高齢化社会といえども、

おばあさん達は本当に元気です。


高月亭太陽くんの休演の理由は・・・真相

は後ほどお父様のすばるさんに。で、この

噺はまさに代表の鉄板ネタ。で、やっぱり

松之助師匠は元気印の代表ですな。余計

な心配が無用でした。


三番手は、ゲストの太閤堂新玄さん。演題

は、講談「秀吉と易者」です。講談でよく読

まれる「太閤記」のひとつ。豊臣秀吉と後に

毛利家の外交僧となった安国寺恵瓊(え

けい))との出会いの物語になっています。


当会のレギュラーゲストとして16回目の

登場。新玄さん。お目当てのお客様も

結構居られます。今日の読み物は、秀吉

が「木下藤吉郎」だった頃のお話。


受付では、次の出番の志まねさんと、この

日は出番のない受付担当のメンバー達と

何やら作戦会議の真っ最中!?


お茶子は志熨家かりん・寿亭さや豆の

母娘コンビ。今でも、さや豆嬢が名びらを

めくっただけで拍手がきます。


おかげさまを持ちまして、今回の入場者も

196名という大入満員となりました。

ご来場いただきました方々に改めて御礼

申し上げます。


中トリは、三流亭志まねさん、演目は、

「明烏(あけがらす)」です。堅物すぎる

若旦那を心配する親旦那が、ちょっとは

遊びを覚えさせようと、遊び人二人に

身柄を任せるという江戸らしい粋な

噺になっています。


言わずと知れた江戸落語の名作。なんと

ネタおろしだそうです。ご本人は不満が残

る高座だったとのことですが、客席はすっか

り「江戸・吉原」の雰囲気に酔っていた

ような・・・


というところで、中入りの休憩です。


ゲストの新玄さんから差し入れをいただき

ました。毎度ありがとうございます。


スタッフからの差し入れは、真琴家笑吉さん

からシュークリーム(5/19はシュークリーム

の日でした!)、潮吹亭くじらさんからは

伊勢のお菓子でした。


中入り後は、高月亭すばるさん。演目は、

「近眼(ちかめ)の煮売屋」です。極度の

近眼の煮売屋をだまして、ごちそうを手に

入れようという全くひどい噺。とはいえ、飲

み食いしながらの演技が見せ場になって

います。大間抜けなサゲが good!


太陽くんは、彼女に「落語なんか止めて」

といわれたらしい。高座を降りると、太陽く

んの進路が何かと心配な・・・

今日もすばるさんらしい、丁寧な高座で

した。


トリは、南茶亭おすしさん。演目は、桂文枝

師匠の創作落語「宿題」です。父親が子供

の宿題をみてやるのは、家庭内でも微笑

ましいことですが、子供が成長するとともに

レベルアップして、お父さんも四苦八苦!!


塾から出される算数の宿題に翻弄される

お父さん。算数と言っても結構高度な問

題です。客席も身につまされたのか、

予想以上の大受けです。「古典落語より

覚えにくい」創作物の大ネタで、見事な

トリで・・・


今回も、ケーブルテレビのJ:COMさんが

取材に来ていただきました。その後、「デイ

リーニュース」で放映された模様は、司之助

さんのブログ「司之助の木戸御免」をご覧

ください。


どうしようもなくなったお父さんは、威厳を

守るべく、会社の部下に自分の子供の

宿題をみるよう業務命令。ところが、その

作戦も頼りにしていた部下が来れなくなり、

大騒動になってしまいます。


終演後一つしかない出口。お客様の動線

が一つになって、お見送りが確実にすべて

のお客様にできてよかった・・・という声も

ありました。でも、混雑の素にもなるし。

どうしましょう?


終演後はスタッフと出演者全員での撤収

作業。


打ち上げは、幻の手羽先で有名な

「世界のやまちゃん」でした。


おいしくお酒をいただきました。

次回の定例会は、6月16日(日)開催の

第184回「駅前寄席」です。皆様方の

ご来場をお待ち申し上げております。

           
 (写真は、合成です)







第303回 噺の会じゅげむ定期公演

 
高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.184
   
と き  令和元年6月16日(日) 午後2時開演

ところ  
高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール 


会場がある高槻西武百貨店。JR高槻

駅の駅前にあるので、「駅前寄席」です。

天候は曇りで、気温も徐々に高くなって

きました。


百貨店の6階のレストラン街の奥にある

多目的ホールで寄席を開催するのですが、

テーブル等を一旦片づけてから高座や客席

を設営するため、朝の10時30分から作業

を開始します。


「駅前寄席」の会場の完成です。

今から14年前にこの会場へ移転してから、

ずっと、この形で会場作りをしています。

         
※ 当時の寄席の模様はこちら。


会場設営の後は、当日お客さんにお配り

するプログラムやチラシの準備をします。

プログラムには通し番号が入っており、

入場者数がリアルタイムで把握できます。


会場の片隅では座談会? 熊本へ慰問の

出張落語に行ったメンバーで、るうずさんが

パーソナリティを務めるFMおおつの「素人

お笑い演芸館」で放送する音源を録音して

いたようです。


高座周りのレイアウトは完璧です。


開場前のひととき。


いつも賑やかな受付です。


会場のある6階は、レストラン街になります。

多目的ホールのお隣は、うどん屋さんの

杵屋さんです。


開場時間前から、続々とお客さんがお越しに

なります。この日は、いつもより速いペースで

客席が埋まっていきました。おかげさまで、

開演時にはほぼ満席の状態になりました。



入口ののれんをくぐると、母娘のお茶子さ

んが、「お・で・む・か・え」。

今回の活動報告も、くじらいだー@さんの

ブログの「ミニ活動報告」を引用させて

いただいています。(以下の青字の部分)



前説は、潮吹亭くじらさん、三流亭志まねさ

ん、びい亭るうずさんのトリオです。


当会の「前説」は原則としてその日出番のな

い者が担当しますが、どういう訳か今回この

3人そろって出番がありません・・・・そこで


この「熊本遠征トリオ」が、熊本出前寄席の

報告。これが結構盛り上がったようです。

「前説」というと、特に私の場合、単なる告知

で終わってしまいがちですが、るうず・志まね

両名の巧みな話術のおかげで、寄席のエン

ジンに大きな火がつきました!


トップは、南茶亭おすしさん、演目は、「ヤ

ンキーの結婚披露宴」です。ヤンキーとは、

大阪では不良少年の範疇。そのヤンキー

たちの結婚披露宴の挨拶が場違いで実に

面白いものでした。


桂三風師のマクラを再構成したもので、当会

での初演は、2年前「100回記念・高槻市

民寄席」。突っ張ってても、どこか憎めない

「不良」とはちょっと違う「ヤンキー」の

生態です。


二番手は、六弦亭ざくろさんです。演目は、

「胴斬り」。辻斬りの侍が見ず知らずの男の

胴体を一刀両断にして逃げてしまいます。

ところが、この男、自分が真っ二つになった

ことに気づかないという、SFチックな演出の

落語になっています。


真っ二つになった上半身と下半身がそれぞ

れ生きている。落語以外では表現できない

ナンセンスではありますが、ざくろさんなら

ではの「説得力」で、「あり得る」ように

思えてくるこの不思議。


お茶子は「志熨家かりん・寿亭さや豆」の

母娘コンビですが、見台の出し入れ以外は

さや豆嬢が一人でこなします。やはり、

名びらを返すたびに拍手がおこります。


三番手は、悠々亭一光さんです。演目は、

「月に群雲(むらくも)」。泥棒が盗んだ品

物を買ってくれる道具屋の噺。ここを訪れ

る人間はその筋の者ばかり。その人たち

の合い言葉が、「月に群雲」です。


落語作家・小佐田定雄先生が七代目笑福亭

松喬師のために書き下ろした「泥棒ネタ」。

主人公が盗んでくる品物のなんとも間抜け

なこと。古典・創作を問わず、落語国の

泥棒は憎めませんな。


中トリは、洋酒家巧駆さん。演目は、「はて

なの茶碗」です。有名な茶道具屋の金兵衛

さんが、京都清水寺の音羽の滝の茶店で、

茶碗をのぞき込んで、「はてな?」と言って

立ち去るところからこの物語が始まります。


桂米朝師が掘り起こした上方落語の大ネタ

の一つ。登場人物に高貴なお方が多い噺。

うちの会ではやはり巧駆さんが一番似合う

ようですな。


おかげさまをもちまして、今回の寄席も

入場者151名の大入満員となりました。

毎度有り難うございます。また、会場に

入れなかったお客様、どうもすみません

でした。


中入りの休憩です。実のところ、入場無料

の素人の寄席で恐いのが、この中入りです。

休憩で会場外に出てそのまま戻ってこられ

ないことがよくあるからです。でも、こちらの

寄席は多くの方に残っていただいています。


楽屋へのメンバーからの差し入れの

お菓子です。今回は、熊本と博多の

九州物産展になりました。


それに加えて、お客さんからも次々と

差し入れをいただきました。おかげさまで、

皆、満腹です。本当にご厚志、有り難うご

ざいました。


中入り後は、寿亭司之助さん。演目は、

「秘伝書」です。昨今は、裏技の解説や

マニュアル流行りですが、この落語に登場

する「秘伝」は、節約術や女子にもてる方法

など、なかなか興味をそそります。


この手の秘伝書は怪しげな物ばかりです。

露店なんかで売られているものには要注意!


演者の司之助代表曰く「この秘伝書の中身、

決してウソではない。当たり前すぎるだけの

こと」でも、我々「皇太子」になれるか?


出囃子などの音響係も務める潮吹亭くじら

さん。当会の出囃子は、基本的にカセット

テープを使用します。その方が、切っ掛けを

外すことがないからです。記念公演などでは

特別に生のお囃子の場合もあります。


満を持しての大トリは、歩鱈小酔さんです。

演目は、「高津の富」。昔、大阪の高津神社

では富くじ(宝くじ)が行われていました。

大金持ちとの触れ込みで宿屋に泊まった男、

宿賃を踏み倒そうと企てますが、宿の主人

との話の成り行きで富くじを買わされます。


この一風変わった芸名もかなり板について

きました。歯切れのいい明るい語り口は

「小輔」時代から変わりません。我々落語

愛好家にとって「子(ね)の一三六五番」は、

永遠のラッキーナンバーなのです。見事な

トリ。お疲れ様!


ちなみに、司之助さんのマイカーのナンバー

は、1365番です・・・。

富くじで一攫千金の夢を見る人々の悲哀が

実に面白く楽しい落語になっています。


無事にお開きとなり、メンバー全員で

お見送りします。

プログラム連載中のくじらさんのコラムは、

特集コーナーの「くじらのひとりごと」

掲載しています。


打ち上げにて、どこからともなく、

「これからずっと、前説はあの三人に!」

おいおい!我々三人は、ずっと落語をさせ

てもらえないのか!?


いやいや、それだけ受けていたということです。

次回定例会は、7月28日の「高槻市民寄席」

です。詳細は、「お知らせ」コーナーで。

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