過去の活動報告 No.100




第263回

噺の会じゅげむ定期公演 

 第90回 高槻市民寄席  

 


と  き  平成28年1月17日(日) 午後2時開演

ところ 高槻市立生涯学習センター 1階 展示ホール


共 催 高槻市立生涯学習センター/噺の会じゅげむ


本年初めての定例会の高槻市民寄席。

恒例になりました「吉例顔見世大興行」の

開催です。今回は久々に演者全員が出演

します。


天候はまだまだ寒い曇り空でした。

がらんとした会場設営前のホールに入ると

カメラのレンズも曇ってしまいました。


今回の活動報告も、例によって、

くじらいだー@さんのブログの「ミニ活動

報告」も引用させていただいています。

(以下の
青字の部分です)


いつもどおり10時30分集合。今回は「会場設営」

「プログラム番号打ち」の他に「お年玉(5円玉)

の袋入れ」という作業も加わりますが、今日は

「全員参加」ゆえ、いつもより作業がはかどって、

早めに終わりました。


今回も来場者とスタッフには大入り袋の

お年玉を配らせていただきました。


こちらはいつもの開演前の作業のプログ

ラム等の配布準備ですね。

  


高座では、デビューを目指し、

落語のお稽古?


高月亭すばる・太陽さん親子(の奥様?)

から差し入れていただいた太巻き寿司。


スタッフで、皆、頬張りました。

これがまた美味しいんです。


受付の準備も万端。


13時30分開場ではありますが、早い方は、

13時にはもうお越しです。

ありがたいことです。


いよいよ開演です。

ご覧のとおり、客席はほぼ満員に

なっています。


トップは、文々亭小輔さんの「ブラリシャラリ」。

意外にも新春公演のトップは初めてとのこと。

ずっと「噺の会じゅげむの顔」であり続ける

小輔さん。「ブラリシャラリ」という珍品中の珍品

で、2016年のトップを飾りました。


二番手は、高月亭すばるさんの「宇宙の話」。

足の手術により、現在「正座」ができないという

ことで、落語ではなく当会初のサイエンスショー。

親子共々芸名に「星」の名が入っているだけ

あって、随分天文学に詳しいですな。思わず、

「プラネタリウムに行きたい!」


三番手は、寿亭司之助さんの「七福神」。

正月らしいおめでたいネタなのですが、あまり

プロの会でもかからない、これも珍品のうちで

しょうか。今年「歳男」の司之助代表。そうです

「還暦」です。


四番手は、びい亭るうずさんの「山のあなた」。

今やるうずさんの十八番ネタ。

枝雀師作の、ちょっと不思議な雰囲気の噺です。

今年も生涯学習センターの広報誌の表紙を飾り

ました。高座姿が絵になる男!


五番手は、六弦亭ざくろさんの「始末の極意」。

先日亡くなられた三代目春團治師の一回り下

だそうで、芸風は全く異なりますが、やはり当会

の至宝ですね。「始末の極意」、いかにも落語

らしい節約術です。


六番手は、浪華家久句さんの「歌 うた 唄」。

@夫婦春秋 A君恋し

やっぱり新春公演は、久句さんの歌声がないと

始まりませんな。これからも「落語」と「歌」の二

刀流でよろしく!


中トリは、三流亭志まねさんの「替り目」。

このネタで思い出すのが、当会レジェンド「仁六

家拾八」さん。拾八さんは「上方」で、志まねさん

は「江戸」ですが、究極の夫婦愛であることに変

わりはありません。今年も志まねさんの深い「落

語愛」と「じゅげむ愛」は健在。


お茶子は、志熨家かりんさん(右)と

寿亭さや豆ちゃん(左)。

おなじみ「母娘コンビ」です。12人の演者が

入れ代わり立ち代わりで大変だったと思います。

救いは12席すべて「見台なし」(これも珍しい)


控え室には、お菓子やお酒の差し入れが

いっぱい。正月公演ならではといった雰囲気

になります。



スタッフの真琴家笑吉さん。

当会の創生期からその歴史を見続けてきた

その目で撮り続けた写真はなんと今日一日で

400枚。この中から公式HPで使用する画像

を厳選します。


中入り後は、潮吹亭くじらさんの「初天神」。

一応ネタおろしではありますが、今日のために

覚えたのはほんの一部にすぎません。きちん

と覚えると、結構大ネタなんですね。


九番手は、悠々亭一光さんの「反対俥」。

上方では「いらち俥」というタイトルの方が

一般的です。今年も岐阜県から、快速電車を

乗り継いで、皆様に後味さわやかな高座を

お届けします。


十番手は、高月亭太陽さんの「天狗の酒盛り」。

大学受験に見事合格。4月からは当会初の

「現役大学生」。この「ダイヤの原石」がどう

磨かれてゆくのか。我々おじさんたち、責任

重大ですね。


十一番手は、南茶亭おすしさんの「蒸発」。

こちらは企業研修の「現役講師」。このネタから

は「動物愛護はどうあるべきか」考えさせられま

す。人呼んで「じゅげむのだじゃれ王」。高座を

降りても愉快なおじさんです。


爆笑のうちに寄席はクライマックス。トリの

一席となりました。会場はそのまま満席。

入場者数は、213名の超・大入満員となり

ました。


演者は、洋酒家巧駆さん。演目は「延陽伯」

です。

大トリは、当会永遠の王子様。最近はネタの

稽古もままならない忙しさだそうですが、

決して手抜きはしません。


やや時間は押し気味でしたが、無事に12席

終わりました。で、会場である生涯学習センター

から、どえらいお年玉をもらいました。それに

ついては、追々お話させてもらいます・・・


最年少(4歳)のさや豆ちゃんは、いつも

お客さんから色んなお菓子などをいただき

ます。この日も戦利品? を手に嬉しそうに

してました。(*^_^*)


全員が衣装姿の「噺の会じゅげむ・大阪

本店」メンバーの集合写真です。

(ちょっと珍しい)


写真をクリックすれば拡大します。


撤収作業を終え、控え室でくつろぐメンバー

たち。

緊張から解き放たれてほっと一息入れる瞬間

でもあります。


打ち上げ(新年会)は、市内の居酒屋さんで、

大入満員の余韻が残る中、大いに盛り上がり

ました。そして、先にくじらいだー@さんが

ちょっと書かれていた「生涯学習センターからの

どえらいお年玉」をちょっとだけお知らせします。


それは、「来年に100回目を迎える高槻市民

寄席の記念公演を大々的に開催」ということで

した。どう大々的にするのかは、決まり次第、

告知させていただきます。(^_^)/~







第264回 噺の会じゅげむ定期公演

 
高槻オーロラシティ 駅前寄席 vol.164
   
と き 平成28年3月6日(日) 午後2時開演

ところ  
高槻西武百貨店(高槻オーロラシティ)6階多目的ホール 


会場の高槻西武百貨店です。天気はうす曇りで

したが、このあとは晴れました。

本来は、偶数月の2月に開催する「駅前寄席」で

すが、会場の都合で、3月の開催となりました。


店内のあちこちに寄席の案内を立てていただい

てます。


今回の活動報告も、例によって、
くじらいだー@

さんのブログの「ミニ活動報告」も引用させてい

ただいています。(以下の
青字の部分です)


1月17日の「顔見世大興行」から約一か月半

開きました。メンバーのみなさんにお会いする

のも随分久しぶりですね・・・

.

朝10時半に集合。

早速「会場設営」にかかります。

メンバー一人ひとり、誰に命令されるでもなく、

みるみるうちに「寄席」の出来上がり。


会場設営が完了しました。



お客さんに配布する当日のプログラムやチラシ

等の準備です。


同上。


これが当日のプログラムです。


開場後の受付です。


前説は、今回出番のない潮吹亭くじらさん。

2週間後の「高槻市民寄席」のお知らせ。

「携帯電話」は電源をお切りください。

こういう「フリートーク」が意外に難しかったりし

ます。


予定通り午後2時の開演時間になりました。

この時点で、ほぼ、満員です。


トップは、洋酒家巧駆さん。演目は、十八番の

「阿弥陀池」です。江戸落語では「新聞記事」と

いうタイトルで演じられています。その名のとおり

新聞記事を巡る話題で大騒ぎになります。


「暗黙のルール」のもと、前回トリの巧駆さんが

今回はトップ。「阿弥陀池」は、私が昨年ネタお

ろししましたが、さすが巧駆さん。安定感があり

ます。


写真撮影は、スタッフの真琴家笑吉さんです。

その前で腹を抱えて笑っているのはお茶子の

寿亭さや豆ちゃん。落語の面白さに開眼!?


二番手は、三流亭志まねさん。ネタは、江戸

落語の「権助魚」です。お目かけ(上方では、

お手かけ)さんの元へ忍んで行く旦那の言い訳

を権助さんが一所懸命に代弁しますが・・・。


上方には「禍は下」という同趣向のネタがあり

ます。この「権助」さん。江戸・上方を問わず、

なかなかの曲者です。


お囃子担当は、くじらさんです。


三番手は、ゲストの京都楽笑会の錦松楼さだ吉

さん、演目は、笑福亭福笑師匠の創作落語の

「憧れの甲子園」です。高校野球を題材にした

監督の苦悩が笑えます。


何度か当会にゲスト出演されてますが、意外に

も、ここ「西武百貨店」は初めてとのことです。

このネタは、笑福亭福笑師の創作もの。地方の

高校野球の監督のボヤキだけで一席の落語に

なっています。


おかげさまをもちまして、今回の駅前寄席の

入場者も129名の大入満員となりました。

ご来場いただきました方々に改めて御礼申し

上げます。


中トリは、文々亭小輔さん。ネタは、「芋俵」で

す。木綿問屋に人が隠れた芋俵を預かってもら

い、夜中に芋俵から出て金品を盗もうという泥棒

の噺です。


落語の世界の「泥棒」は、アイデアだけは豊富で

すが、どこか間抜けなんですね。「噺の会じゅげ

む」の顔、小輔さんの隙のない見事な中トリです。


お茶子は、「志熨家かりん・寿亭さや豆」の母娘

コンビですが、今回はさや豆嬢が「座布団返し」

「名びらめくり」を一人でこなします。その度ごと

に、一番の拍手が! 各演者には、この上ない

「つかみ」になっています。


同上。

そして、中入りです。。


ゲストのさだ吉さんより、住吉団子を差し入れて

いただきました。


楽屋では前回の定例会の模様がビデオで流れ

てます。


中入り後は、高月亭すばるさん。ネタは、「赤と

んぼ」です。童謡が大好きな会社の上司と部下

のやりとりが現実にありそうなシチュエーション

ですね。ちなみに、すばるさん、足の手術の傷が

まだ癒えてませんが・・・。


高座用小椅子使用ではありますが、やっと正座

ができるようになりました。こちらは最近妙なこと

で有名な六代文枝師の創作もの。例によって、

すばるさんの美声がたっぷり!


公演中の寄席の楽屋です。皆、高座に上がって

いるメンバーの落語を楽しんでいますが、次に

出演する演者は真剣です。


トリは、びい亭るうずさん、演題は、「蜆(しじみ)

売り」です。雪が降る寒い日にもかかわらず、

主人公の子供は、町中で蜆を売り歩いています。

それをどこぞの親方が買ってくれるのですが、

その時の世間話から思いもよらない展開に・・・。


福團治師が十八番にしている人情話。

当会きっての熱血漢、るうずさんにぴったりの噺

です。お客様方もすっかり聞き入っておられます。

言う事なしの大トリです。


その熱血漢のるうずさん、来月には福島県の

仮設住宅にボランティアで落語を演りに行かれ

るそうです。



無事にお開きとなり、お客さんをスタッフ全員で

お見送りします。この時のお客さんの笑顔が、

また次回への励みになります。


打ち上げは、市内の居酒屋さんです。以前は、

会の関係者のお店で打ち上げをやっていたので、

それほど悩むこともなかったのですが、そういう

店も今はないので、打ち上げの場所の設定は、

結構、大変なものです。

(小輔さん、いつもすみません!!)


打ち上げでは、「楽笑会」のさだ吉さん、

小橘さん(写真左端)も交えていつも以上に

ディープな落語談義となりました。


打ち上げの最後の打ち上げは、恒例のくじらさん

の音頭による「大阪式の三本締め」です。


「打〜ちまひょ」 (チョン・チョン)

「もひとつせ」 (チョン・チョン)

「祝うて三度」 (チョ・チョ〜ン・チョン)









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